2012.09.10
今日から後期の授業と実験がスタートしました。
我々教員にとっては、遂にこの日がやってきたか!と、後期が始まること
に気持ちを新たにしながらも、夏期休暇が明けて学生が元気に登校してくる
だろうか?という心配も少しありました。
しかし、その心配は無用と言わんばかりに、学生達は元気な姿で登校してい
ました。
お昼休み、1年生の教室を覗くと、今日から後期がスタートしたという雰囲
気はなく、皆いつも通りに昼ご飯を食べながら、楽しく談笑していました。
その中で、声を掛けてくれた学生がいました。
「先生、これ地元のお土産!」と、お菓子を差し出してくれたのは、実家が
香川県の有機テクノロジー学科1年のMさん(写真右側)でした。
そして、同じく有機テクノロジー学科1年のYさん(写真左側)は、
「東京行ってきました。」と、東京スカイツリーのお土産のクッキーをくれました。
2人ともたくさん入ったお菓子のお土産を机の上に置き、周りの友達に配って
いました。そして、夏休みの出来事などを話しては、久しぶりの再会を楽しん
でいるようでした。
結局、その他にもお土産をもらい、いつの間にか私の机の上は、お菓子だらけ!
それぞれの夏の思い出も入っているお土産で、見ているだけでお腹も気持ちも
満たされます。
たくさんのお土産を頂きありがとうございました。美味しく頂きました!
2年生は、後期になり本格的に卒業研究がスタートしました。前期から夏休みに
かけて、各グループで、実験方法や使用する試薬などの実験計画を練ってきまし
た。これからは、それを実践する時です。
ここで、本校の卒業研究について簡単に説明しましょう。
卒業研究はこれまでの実験と違い、担当教員と相談をしながらも、全て自分達で
行っていかなければいけないため、自主的に動こうとする意識やグループ内での
協力がさらに求められます。
また、本校の卒業研究は、後期を利用して実験を行います。この限られた時間の
中で実験を計画的に行い、実験結果を出さなければいけないため、これは正直、簡
単ではありません。なぜなら、思い通りの実験結果がいつも得られる訳ではないか
らです。しかし、企業でも同じく限られた時間の中で結果を出すことが求められま
す。日々の業務では、いつまでも残業が許されるようなことはなく、その実験結果
を出すまでの期限、または結果や今後の方向性を報告する期限もあります。
本校ではそれを想定し、その練習として、卒業研究でも決まった時間の中で行っ
ています。そのため、最初にも書きましたが、事前の準備、計画がとても重要にな
ってきます。
さて、今日は2年生の資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生が
卒業研究の実験をスタートするに際して、全体的な注意事項や、互いに
気持よく実験を行うためのルールについて、ガイダンスが行われました。
そして、その後は各グループに分かれ、計画していた実験を始めていました。
やはり実験は楽しいようで、実験室では笑顔が溢れます。実験器具を触っているだ
けで、笑顔になる様子を見ていると、本当に実験が好きなんだなぁと感じます。
↓こちらは、もう一度担当のせんぱい先生との打ち合わせをしているところです。
今日は、初日であったため、まずは器具の準備からという班が多かったですが、
これからも少しずつ卒業研究の話題が、このブログを賑わせてくれることと思います。
2年生の皆、思い通りに進まないこともあると思いますが、諦めずに結果を追い
求めて下さい。そして、その成果を発表時には胸を張って発表して下さいね!
良い卒業研究となることを期待しています!
By ぽてと