2012.10.23
1年生の生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の
「機器分析化学実験」はレポート日でした。
実験を行った後、その内容と実験結果をレポートとして
まとめるのは、分析化学者としては大切な仕事です。
レポート日には、実験のまとめとしてそれまでに提出
したレポートを担当の先生に添削してもらい、さらに質
の高いレポートに仕上げていきます。
「分かった!!」と大きな声が聞こえてきました。声の
聞こえる方へ近づくと...
1年生命バイオ分析学科のHくんが、レポートの添削指導を
受けていました。
Hくんからは「レポートを作成する上で指導を受け、自分が
理解していたよりも、もっとすごいことが分かりました。
そして、良いレポートが仕上がってきました。うれしすぎて、
思わず机に乗り出してしましました。」と喜びの声を聞く
ことが出来ました。
その数分後、「分かった!!」と大きな声が聞こえてき
ました。
こちらでは、学生3人が話し合いをしていました。
写真中央の1年生命バイオ分析学科のMさんは「レポートを
作成する上で、同じ班員とディスカッションを行い、一緒に
考えることで、考察を深めることが出来ました。」と自分
たちで考えることの大切さに気が付いたようです。3人で
話し合いそれぞれの意見を交わすことで新たな発見があった
ようです。
「分かった!!」と声が聞こえてきました。近づいてみると...
1年資源分析化学科の学生がいました。
写真左のFくんは「授業の復習をしていて、分からないことが
あったのでNくん(写真の右側の学生)に質問をしました。問題を
一緒に解き、理解が出来ました。」とコメントをくれました。
Nくんは「他人に教えることで自分の理解が深めていくことが
できます。化学って本当に面白い学問です。」と、勉強に対して
おもしろさを感じているようでした。
自分が得られた知識や技術を、他人に伝える力は重要になって
きます。
そして、何よりも理解できなかったことが「分かる」ということは
とてもうれしいことです。いっぱい勉強していき、いっぱい
「分かる喜び」を経験して下さい。
By ぱすた