2012.11.01
これまでこのブログでご紹介してきましたように、2年制学科の学生達は現在、卒業研究を行っています。
また、中間発表では自分達が取り組んでいる卒業研究の目的、方法、現時点の結果、考察、今後の研究の方向性などの発表を行っています。
一方、4年制の医療からだ高度分析学科の2年生は、この時期は卒業研究を行わず、そのかわりに『課題研究』を行います。
『課題研究』は、医療からだ高度分析学科の2年後期に行われます。医療からだ高度分析学科の学生は、生命バイオ分析学科の卒業研究に期間限定で所属します。
自分が興味を持っている卒業研究テーマを3項目選び、約1ヶ月間ずつ3期にわたって、選んだ卒業研究班の一員となって実験に取り組みます。
生命バイオ分析学科の本年度の卒業研究は、大阪のにおいに関する研究、化粧品の研究、制ガン物質の研究、再生医療に関する研究、植物や微生物を
取り扱った研究など多種多様です。この多種多様な卒業研究から3つの異なる分野の研究テーマを選択します。
期間限定ですが、いろんなテーマの卒業研究に携わることで、実験に対する視野を大きく広げることができます。
4年生になれば、1年間通して行う卒業研究が控えていますので、『課題研究』は卒業研究テーマの決定や卒業研究を進めていく上で良い経験となります。
↑ 『課題研究』に取り組むY君:写真中央
写真のY君は今期の課題研究を『制ガン物質の研究』班で行っています。
Y君は「課題研究でいろんな分野の研究に関わる事ができて、良い勉強になっています。単に実験を見ているのではなく、実験もしますし、
班内での打ち合わせにも参加します。その中でいろんな事を吸収して4年生になって取り組む卒業研究で生かしていきたいです。」
と課題研究についての感想を述べていました。
医療からだ高度分析学科の学生は、『課題研究』で目的を持って自分の興味のある分野の様々な研究を体験し、知識や技術、さらに研究の進め方を
学んでいるようです。
By Mac