2012.11.03
週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少人数制で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大等を目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。
今日は2年生・1年生ともに、午後からは実験日。2年生は卒業研究に先立って、
中間報告レポートの作成について説明を行いました。平日の学科・コースでは、
卒業研究の中間発表がビジネスマナーやプレゼンテーション技能等を身に付ける
講義(ビジネス実務)の中で実施されていますが、土曜日・日曜日のほとんどを
授業・実験の時間に当てている化学分析コースでは、この中間発表を実施せず、
卒業研究の方向性を確認あし、卒業研究論文の基礎となるレポートをこの時期から
作成し、その提出をもって卒業研究の中間報告としています。私、あずみより、
中間報告のスケジュールや、使用する用紙・体裁等の形式や、レポート作成上の
注意事項などについて説明を行いました。
その後、卒業研究を行うK君(写真右から2番目)に感想を聞くと、
『卒業研究をより充実させたものにするには、この中盤戦で研究内容と
今までの結果を確認して、今後の方向性をグループのメンバー全員で
確認し合うことは重要なことだと思います。もちろんグループ内では
その都度、コミュニケーションをとるようにしていますが、週末のみ
顔を合わせるメンバーですので、この機会を有効に活用して、更なる
研究内容の充実を目指したいと思います』。
1月に卒業研究発表要旨の提出、2月に卒業研究発表会・卒業論文の提出が
控えています。この時期の見直し、方向性の確認や、軌道修正などは研究の
完成度を上げる上でも非常に重要です。週末の限られた時間になりますが、
グループ内で十分に話し合って、方向性を確定させてくださいね。
by あずみ