2012.12.06
昨日のマカロン先生の日記でご紹介のあったように、
来る12月10日(月)は、高校生やその保護者の方、そして高校の先生を対象とした
『19才のプレゼンテーション』というイベントがあります。
そのイベントにおいては、大阪の専門学校約200校から9名の専門学校生が様々な分野代表として選抜され、
「専門学校に入学した動機」や「学校生活全体を通して在学中に成長したなぁ」と感じるところ、
そして「将来の夢」などをプレゼンテーションします。
本校の有機テクノロジー学科2年生のNさんもその代表のうちの一人。
今日は、来週の本番に向け、プレゼンテーションの練習を先生に見て欲しい・・・といことで、
アビー先生が立ち会うことになりました。
Nさんを見つめるアビー先生の優しく、彼女を包みこむような眼差しは、まるで母親のよう。。。
プレゼンテーションを通して、彼女の成長を一つ一つ噛み締めておられるようにも見えました。
また、プレゼンテーションの中では、在学中に彼女の心を鷲掴みにしたという化学反応を、
ちょっとした演示実験を交えて紹介するそうです。
これについては、「秘密ですww」ということでどんな実験かは教えてもらえませんでしたが、
そのシュミレーションも入念に練習していました。
「このプレゼンテーションを通じて、入学する前の私が、
2年間でどんな風にして成長できたのかといったことや、夢を持って学ぶ大切さを、
一人でも多くの高校生にお伝えし、今後の進路選択の参考にして頂ければと思っています。
そして、できれば、『この学校の魅力』をすべてお伝えしたい!と思っています。」というNさん。
最後に、是非このイベントに参加して欲しいという彼女からのメッセージを預かりましたので、ご覧ください♪
今日は、卒業研究の担当でしたので、カメラを持って各実験室を巡ってみました。
皆、真面目に、そして楽しそうに実験をする姿がそこにありましたが、
特に目に映ったのは、分析機器を自由に扱う2年生の姿でした。
以前のこの日記でも紹介されていましたように、
1年次では「機器分析化学実験」で様々な機器の扱い方を学んでいます。
ほんの1年前までは、初めて見る分析機器に恐る恐る近づいていた彼らも、
今は先生が側にいなくても、一人で立派に扱えるようになりました。
毎年こうした風景を見ながら、1年間で、ここまでよく成長するなぁと感動を覚えずにはいられません。
また、私の研究テーマであります『化粧品の紫外線防止効果の簡易測定法の開発』においては、
9月中旬の研究開始当初は、研究内容について理解するのが精一杯であった学生たちも、
たった3ヶ月という短い期間であるにも関わらず、
研究の意味を十分理解して実験を行うことができるようになったのは勿論のこと、
自分たちの意見を持って、ディスカッションができるようになってきました。
今は、実験をしながら、その側でデータ解析をし次の研究方針を考えつつ、
卒業論文の作成を手がけられるようにまでなりました。
1年生の皆さんもそろそろ卒業研究のテーマを何にしようかなぁと
考え始めないといけない時期に差し掛かってきています。
来る2月2日(土)にあります卒業研究発表会での、先輩たちの発表を聞いて、
徐々に気持ちを固めていってくださいね。
また、先輩たちは、「あ!この研究面白そう!引き継いでやりたい!」と
後輩たちに思ってもらえるような研究発表ができるように、
ラストスパートを全力で駆け抜けていって欲しいと思いました。
by すくろーす