2012.12.23
3連休の真ん中の日である今日、本校では
第21回 中級バイオ技術者認定試験・第18回 上級バイオ技術者認定試験が行われました。
バイオ技術者認定試験は日本バイオ技術教育学会が実施する認定試験で、
中級は「遺伝子組換え技術や細胞融合技術、生物などの利用技術やこれらを行うための安全管理に関する知識をもち、
適切な指導者のもとで実際にバイオテクノロジーに適応しうる資質」、
上級は「生物利用技術を中心にさまざまな技術と知識を持ち、指導的立場で実際にバイオテクノロジーに応用しうる
資質を高めた高度な技術者」を認定します。
試験は中級、上級とも午前と午後に分けて行われ、本校の学生も試験にチャレンジしていました。
午前と午後の間の休憩時間に試験会場を訪れてみると、
学生達が友人同士で午後からの試験に向けて最終確認を行っていました。
下の写真の学生は、生命バイオ分析学科の2年生です。
臨床検査を行う企業や化学薬品メーカーでの分析職に内定しています。
↑ 上の写真右の学生:N君、左の学生:Mさん、下の写真の学生:Sさん
Sさんは、「試験に向けて学校で学んだことや資格対策講座で学んだことを復習してきました。
合格を目指して頑張ります!!」と話してくれました。
2年制学科の学生は卒業が近いですが、
学生生活の最後まで資格取得に向けチャレンジを続けています。
寒さに負けず頑張っていますね。
試験終了後、上級を受験した医療からだ高度分析学科の3年生と4年生の学生に感想を聞いてみました。
↑ 試験が終わってホット一息の学生達(医療からだ高度分析学科3・4年生)
3年生のOさん(写真の一番右の学生)は、
「試験は少し難しかったけれど、合格しているといいなと思います。
3年生後期に行っている遺伝子操作実験(実験の様子は下の写真)で実験した内容も試験に出ました!!」
「4年生になったら専門的な分野について、もっともっと勉強して幅広い知識を増やしたいです。
卒業研究も楽しみです。卒業研究でいろんな実験技術も身につけたいです。」
と語ってくれました。
↑ 遺伝子操作実験の様子
Oさんは将来、医薬品の分析の仕事に就くことを目指しています。
本校の学生達は切磋琢磨しながら目標に向かって冬休みも頑張っています。
将来の夢を実現するため、これからもいろいろと吸収していって欲しいと思います。
♦お知らせ
明日は天皇誕生日の振替休日のため本校はお休みです。次回のブログ更新は12/25(火)です。
日本列島にはクリスマス寒波が到来し厳しい寒さになるようです。
お出かけの際は万全の防寒をしてくださいね。それでは。
By Mac