2013.01.18
昨日で試験が終了し、今日から通常の授業と実験に戻りました。
とはいえ、後期の授業も残すところあと一週間。
授業も実験も締めくくりになります。
今日はそんな実験のまとめの様子を見てみました。
1年生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科は、昨日のブログにもありましたが、
今日は定量分析実験の実技試験を行っていました。
試験風景をのぞいてみると、緊張した空気のもと、学生は黙々と手を動かしていました。
みんなしっかり予習してきていたんでしょうね。
手際よく操作をしている姿は、分析化学者そのものです。
昨日のブログで、実技試験の勉強をしているところを紹介した
生命バイオ分析学科1年のNさんとNさんに試験後の感想を聞きました。
「反応式などの記述が合っているか少し不安だけど、実験操作は問題なくできました!自信あります。」
と昨日の勉強の成果が現れた様子でした。
1年間で実験技術もしっかり身に付いたようですね!
3年生の医薬分析・臨床検査実験では、風邪薬の成分を高速液体クロマトグラフィーを使って分析していました。
2週にわたっての実験で、前回の実験結果から最適な分析条件を自分たちで見つけ出し、
今日はその条件のもとで測定していました。
3年生にもなると、高速液体クロマトグラフィーの原理や使い方をしっかり把握できているはずです。
ということで、医療からだ高度分析学科3年Oさんに、いきなり装置の説明を求めてみました。
「これが溶離液で、ポンプによってここを流れていき・・・」
「試料溶液はここから注入して、ここのカラムを通って・・・」
さすが3年生!すらすらとわかりやすく説明してくれました。
しかも、私の突然の質問にも完璧に答えてくれました。
4年生になると卒業研究が始まりますが、この調子で問題なくスタートが切れそうですね!
Byベース