せんせのブログ

頼もしい先輩に続け!! 環境委員会による道頓堀川水質調査がスタート!

2013.02.06

こんにちは、Macです。
本校学生の課外活動の一つに環境委員会がありますが、環境委員会は学
生が主体となり活動をしています。活動内容は、道頓堀川水質調査を始
め、学校周辺の清掃活動、学内でのプルタブやペットボトルキャップの
回収活動、実験室の実験器具の整理活動など様々です。
 今日は、環境委員会の様々な活動の一つである道頓堀川水質調査がス
タートしました。

道頓堀川水質調査とは?

道頓堀川は、大阪のミナミと呼ばれる繁華街(とあるお菓子メーカーの
ネオン看板があり、関西以外の方も大阪の観光スポットとして、ご存じの
方もいるかもしれません。)を流れている河川です。数年前の阪神タイガー
ス優勝時には、道頓堀川にファンが飛び込み、その賛否と水質問題につい
ての論争が問題となりました。
 そこで、本校の学生たちは道頓堀川水質調査を行い、道頓堀川で泳げる
かどうかを客観的判断できる材料を広く提供しています。この活動を平成
16年度から継続して実施しており、結果を公表しています。

第35回 道頓堀川水質調査がスタート!!

本日より2月12日にかけて、第35回 道頓堀川水質調査が行われます。
今日は水質調査のための準備が実験棟で行われました。

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 ↑ 後輩を指導する2年生(右から2人目の学生:資源分析化学科Uさん)

 学生たちに何をしているかと尋ねてみると、
「今日はサンプリングした水を分ける瓶にラベルを貼ったり、水質検査に
使用する試薬の調製を行います。それと、準備にもれがないかチェックを
します!」と答えてくれました。明日のサンプリングには忘れ物のないよ
うにしましょう!

先輩から後輩への指導、受け継がれる伝統

今回の道頓堀川水質調査は、今年度の最終回で、春に分析化学者として本
校から旅立っていく最高学年の学生にとって、最後の調査となります。
そのため、今回の調査は道頓堀川の水質調査だけでなく、先輩から後輩に
調査の技術を伝授する目的もあります。

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 ↑ 後輩を指導するM君(一番右の学生:資源分析化学科2年)
 
 上の写真は、2年 資源分析化学科のM君が後輩に水質調査の方法を指導し
ている様子です。教えている先輩も話を聞いている後輩もとても真剣でし
た。指導後、M君に道頓堀水質調査の感想を聞いてみました。

 M君は、「道頓堀川水質調査は、学校生活で楽しい活動の一つでした。初
めて参加した時は、何をしたらよいか全く分からず、先輩にいろいろ指導
してもらいました。そのおかげで、自分の実力が向上したと思います。ま
た、この活動で分析することの楽しさも感じることが出来ました。」

「今回は最後なので、これまでの経験を1年生に伝えることが出来ればと思
います。」と言っていました。

 最後には「4月からは、志望していた水質調査を行う企業での分析
の仕事が始まるので楽しみです。」と嬉しそうでした。

将来の夢に向かって!

今度は、後輩のM君(1年 資源分析化学科)に感想を聞いてみました。
後輩のM君は、「先輩は基礎から実験を教えてくれ、頼りになります。今
回の調査で教わることを活かし、2年生になったら先輩のようにリーダーシ
ップをとっていきたいです。」と満足顔でした。

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 ↑ 先輩と一緒に(後輩のM君:一番左の学生)

 後輩のM君も環境分析の仕事に就きたいとのことで、先輩からいろいろ
技術や知識を伝授してもらっているようです。頼もしい先輩に続いて、将
来の夢に向かって一歩ずつ進んでいっているようです。

道頓堀川水質調査の明日の予定は、道頓堀川の水のサンプリングです。
これらの様子は、当ブログ内で紹介されると思いますのでお楽しみに。

By Mac