2013.02.26
こんにちは。ぱすたです。
2月も月末になり日が射す時間は日に日に長くは
なっていますが、まだまだ寒い日が続いています。
春期休暇中である本日も、たくさんの学生が学校へ
登校しています。
4年制の医療からだ高度分析学科の学生が、
論文を見ながら話をしています。
何をしているかを聞いてみると...
『卒業研究』の引き継ぎです!
4年制の医療からだ高度分析学科の卒業研究は1年間
取り組むので、4年生の前期から開始します。
そのために現4年生が3年生(=新4年生)に実験の
内容を伝えるために自分たちの卒業論文を見ながら
説明していました。
写真右の4年生のBさんは
「私たちは微生物がつくる界面活性剤(洗剤の成分)の
研究を行いました。その中で新たな可能性を見いだし
ました。その私たちの行った卒業研究の結果を引き継ぎ、
さらに深く実験を進めてもらいたいです。」
と3年生に向けてメッセージを残してくれました。
写真左の3年生のFくんは
「4年生の時にたくさん実験をしたいと思い、この学科を
選びました。先輩方の卒業研究発表会を見てこの実験に
興味を持ちました。先輩たちに負けないような実験を
行いたいです。」
と頼もしい言葉を残してくれました。
このように研究技術だけでなく、「思い」も繫がっていくのですね。
資料室をのぞいてみると、
1年資源分析化学科のMくんが何やら考えていました。
何をしているかを聞いてみると...
3月7日(木)に行われる卒業式で、先輩を送る『送辞』を
作成していました。
Mくんは道頓堀川水質調査で先輩と共に走ってきた学生です。
以前のブログでは先輩から後輩へと技術を引き継ぐ様子を
紹介しました。
Mくんは
「道頓堀川水質調査では先輩たちにお世話になりました。
この気持ちをどのように伝えるかを考えています。
送辞が出来上がってきましたが...中身まだナイショです。」
と先輩にいろいろな思いを伝えたいようです。
次は君たちの番です。新しい歴史を刻んでいこう!
2年生と4年生は卒業に近づいてきました。
在校生は先輩の姿を見て成長していきます。
卒業する前に様々な事をたくさん引き継いでもらいましょう。
By ぱすた