2013.03.07
今日は快晴の下、日本分析化学専門学校の第30回卒業式が、歴史ある
大阪市中央公会堂にて行われました。
今日、いよいよ卒業するのは2年制コースと4年制コースの学生、合わ
せて138名の学生です。
2年前、4年前に入学した際には、
「化学をほとんど勉強したことがない。」
「化学は少しだけ勉強しただけで、何の自信もない。」
「実験は興味あるけど、やったことがない。むしろ器具の名前や扱い
すら分からない。」
という学生もいたのが事実です。しかし、
「化学や実験が好きだから。。。」
「興味ある環境、材料、医薬品、バイオ、化粧品、食品などの分野で
働きたい。。。。」
という思いは、全員が持っていました。
私、ぽてとも生命バイオ分析学科の担任として、学生達と共に2年間を
歩み、悩みや不安、戸惑いなどを共有してきました。その一方で、何か
1つのことでも新たにできたり、理解したりした時の喜びや達成感も
一緒に感じ、その成長を目の前で見てきました。
卒業証書を授与される際には、それらのことを1人ずつ思い返しながら、
各クラスの担任は卒業生の名前を1人ずつ読み上げていきました。
緊張しながらも返事をして立ち上がる学生の姿には、2年間または4年間
をやり遂げたという強い気持ちと自信がオーラのようにまとわれていまし
た。このオーラは、我々教職員だけでなく、ご列席頂いた来賓の方々、そ
して、保護者の方々も感じられたことと思います。
その後、理事長先生と校長先生からは、それぞれ学生に向けたエールと共
に、これまで一緒に成長できたことへの感謝の気持ちも伝えられました。
さらに、上の写真は、来賓の元外務大臣で元衆議院議員の中山太郎氏から、
祝辞を頂いている様子です。化学技術の必要性についてお話頂き、
「その化学技術を磨き、日本の、世界の発展に役に立つ人になって下さい。」
と、貴重な言葉を頂きました。
これらの祝辞の後には、在校生代表として、資源分析化学科のMくんから
送辞として、卒業する先輩へ、感謝と分析化学の分野での活躍を願うエール
の言葉が送られました。
そして、最後に卒業生を代表し、生命バイオ分析学科2年生のOさんが、答辞
を述べました。
不安も多かった入学当時から少しずつ成長し、今日、卒業できる喜びと、これ
まで共に過ごした仲間や後輩、教職員、家族、関わって下さった全ての人への
感謝の気持ち伝えようと、限られた時間の中で精一杯話してくれました。
こうして、卒業式は無事に終了しました。
この場を借りて、改めて言いたいと思います。
卒業生の皆さんと過ごせたことを本当に感謝しています。ありがとう!
厳粛な雰囲気の中で行われた卒業式も無事に終わり、その後、場所も雰囲気も
変えて、卒業記念パーティーが盛大に行われました。
ここはもう無礼講ではありませんが、教員と卒業生が和気あいあいと、楽しく
笑顔が溢れるパーティーとなりました。
このパーティーは、卒業生の有志で実行委員が組織され(上の写真です。
あれ?右端はアビー先生ですが。。。)、事前に計画を立て、司会進行から余興
の企画、受付やカメラ係まで、全てを仕切ってくれました。
下の写真は、司会進行をしてくれた有機テクノロジー学科を卒業した同じ名字の
Sさんコンビです。
卒業生には、先生方から改めてメッセージが伝えられました。そして、卒業生
からは、特にお世話になった理事長先生、校長のかりめろ先生、そしてそれぞれ
のクラスの担任の先生へ花束の贈呈が行われました。下の写真はその時の様子です。
この他にも、会場内では、これまで共に歩んだ仲間や、指導を受けた先生との
暫く別れを惜しむように、互いに写真を取り合ったりしていました。
社会に出れば、共に学んだ仲間も時にはライバルになることもあると思いますが、
日本分析化学専門学校で過ごした仲間として、切磋琢磨しながら、さらに成長し、
日本を、世界を舞台に活躍してくれることを願います。
最後に、みんなで集合写真!
みんな、いい笑顔をしています!
では、また近況を伝えに学校へも来て下さい!待っています!
卒業、おめでとう!!
By ぽてと