2013.03.25
こんにちは!ましおかです。
3月も最終週になり、暖かい日が続いていますね。
あと1週間ほどで新年度が始まります。
我々教員も、新年度のために準備に余念がありません。
本日は、今年度の後期実験の際に発生した廃液を業者に引き取ってもらう日でした。
実験廃液をそのまま流してしまうと、環境には非常に大きな負荷を与えますので、
本校ではその中に含まれる物質ごとに分類しています。
廃液用のポリタンクが満タンになると、ポリタンクを一旦屋上へ運び保管し、
半期に一度廃液処理業者に委託します。
この作業はISO14001の取得以後、環境に配慮をして行政の届け出をしている大切な手順です。
屋上に保管してある廃液を1階まで降ろし業者で引き渡すのですが、
重いものでは1つの廃液が25Kgあるものもあり、
それを持ってエレベーターあるフロアまで運ぶのはかなりの重労働なのです。
実は、毎回この日はとても大変なのです!!
研究において実験で廃液が出ることは、仕方の無いことだと思います。
しかしながら、出たら出た分だけコストがかかりますし、
環境に悪影響を及ぼす可能性が上がります。
実験結果だけでなく、廃液を少なくすることを心掛けることも分析化学者としては必要なことです。
学生の皆さんも環境を守るため、そして我々教員の体力を守るためにも、
廃液を少なくするような実験計画を立てていきましょう!
来年度の新体制のための机の並べ替えを行いました。
学生をフォローする我々自身の環境もしっかり整えて、4月からの新年度に臨みます。
限られたスペースをいかに有効に使うか、かりめろ校長の真剣な眼差しです。
最後は蛍光灯も新しいものと交換して終了しました。
授業やカリキュラムだけでなくこういった環境を整えることも大切な準備だと思います。
新年度になりますますやる気に満ちた在校生や、新たな「分析化学者の卵」となる新入生と
過ごすための準備は万全です!
by ましおか