2013.04.27
週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少人数制で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大等を目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。
今日は実験のない、座学のみの1日でした。朝のCT(コミュニケーションタイム)では、
化学分析コースの学生たちにとって、大きな入学目的の1つとなっている「資格取得」に
ついてガイダンスを始めました。毎日1つずつ、本校が取得を奨励している資格について、
カリキュラムとの関係も示しながら、説明していきます。
明日は、1年次の前期の単位を履修すれば、受験資格が得られる「甲種 危険物取扱者」に
ついて、私あずみが担当している授業「安全衛生」との関係も説明する予定ですが、早速
昼休みに1年生の2人から資格に関する質問がありました。2年間の学びで、化学分析の
知識・技術は確実に身に付きますが、専門的な技能を客観的に証明できるのが資格です。
どんどんチャレンジして、人生の財産にして欲しいと思います。
2年生の授業を少し、見学させていただきました。授業は「生産工学概論」、担当講師は
久谷先生です。この久谷先生は、旭化成で永年、研究開発と技術者の育成に従事されて
いた、いわば「現場を知る先生」です。私あずみは、10年間以上、一緒に仕事をして
いますが、「次の技術者を育成したい」という思いが強く、自身の経験談を交えながら
授業を進めておられました。
2年生のT君は、『現場での実際の経験談を聞くことができて、授業がとても楽しい』と、
S君は『今仕事で(自動車部品の)品質管理業務に携わっていますが、今後は品質管理や
知的財産など、現在の仕事に直ぐ活用できる内容について講義があると聞いていますので、
今から楽しみにしています』という話を聞くことができました。
化学分析コースは、転職や再就職だけでなく、資格取得や(現職での)スキルアップを
目的として入学をする学生も少なくありません。一人ひとりの入学目的を叶えるための
エッセンスを最大限に活用して欲しいと思います!来週はGWでお休みなので、明日も
一緒に頑張りましょう!!
by あずみ