2013.05.11
今日から本校では基礎化学講座が始まりました。基礎化学講座は、高校で学んだ化学の復習や前期に
週3回行われる基礎化学の復習などを全15回にわたって行います。今日は、午前と午後に分けて、
その第1回目と2回目の講座が行われました。
基礎化学講座では、4月から授業で学んでいる内容も勉強します。本校には高校で化学を学んだ人
だけでなく、化学を選択していなかった人や商業高校でまったく化学を学んでこなかった人も、
将来環境や医薬品、食品、バイオなど化学に関連した仕事に就きたいという思いで入学してきます。
そういった学生達が最初のうちにしっかりと基礎固めをしておきたいと思って、この講座に申し込み
受講しています。
今年は20名の受講者がおり、それぞれ朝から元気に登校してきていました。
午前に行われた第1回の担当は、せんぱい先生です。せんぱい先生は、普段基礎化学の授業担当も
していますので、学生達から見るとおなじみの先生です。今日の基礎化学講座では、普段の授業よりも
丁寧にじっくりと説明が行われているようです。学生達も普段の3分の1ほどの学生数で、みんな
前の方に集中して座っていますので、教える側もマンツーマンに近い感覚で授業ができます。
午後からの担当はアクア先生です。ちらっと私が教室をのぞきに行ったときには、ちょうど問題演習を
していました。ここでも、じっくり問題に取り組み解説も丁寧に行われていたので、学生達もよく
理解ができたようでした。
講座の後、学生達の声を聞いてみると、K君は「普段の授業よりゆっくり丁寧に説明してもらったので
よく理解できました。」、別のK君は「今日は全部で4コマ授業がありましたが、授業に集中できたので
思ったより時間が過ぎるのが早く感じました。」と語ってくれました。
時間が早く過ぎると感じるのは、その授業が楽しいと思えている証拠ですね。
来週からもまだまだ基礎化学講座は続きます。この後もがんばって下さいね。またこの記事を見て
やっぱり僕も受けたい、と思った学生の皆さん、今からでも申し込みはできますので、よく検討
してみて下さい。
平日の1年生達(32期生)が基礎化学講座を受講している間に、25期の卒業生のK君が学校を訪ねて
くれました。K君は本校の有機テクノロジー学科ができた最初の年の入学生で、現在は石油関係の企業で
分析業務でがんばっています。
K君は本校の分友会(本校の同窓会組織)の役員であるため、今日は、5月25日(土)に行われる分友会
総会の会計監査のために来校してくれました。彼が卒業してから早くも6年ほど経ちましたが、このように
同窓会役員を勤め、時折学校に顔を見せてくれることはうれしいことですね。
他の卒業生の皆さんもぜひご都合を合わせて、分友会にお越し下さいね。
by ドラ一郎