2013.05.12
週末(土曜日・日曜日)だけの通学で、化学分析の知識・技術が修得でき、平日の学科と同様に
2年間で卒業できる(卒業と同時に取得可能な国家資格も全員が取得できる)化学分析コース。
このコースは定員20名の少人数制で、技術職への転職や再就職、現職におけるスキルアップや、
国家資格の取得、事業の拡大等を目的とした社会人や大学生が、全国各地から通学しています。
今日は座学のみの一日でしたが、2年生にとってはドキドキの一日となりました。
ドラ一郎先生がブログで紹介していますが、4月28日(日)に卒業研究テーマを
検討するためのガイダンスが実施されました(その様子はこちらをご参照ください)。
それから2週間、2年生たちは自分が取り組みたいテーマを検討して、その希望を
昨日提出していました。その希望に基づき、今日は卒業研究グループと担当講師が
発表されました。
発表は黒板への掲示、周りには学生が集まっていました。これから、グループ内で
検討を重ねて、詳細な研究内容を決定し、研究計画を立てていくことになります。
計画を実行に移す時期は、平日の学科・コースよりも約2ヶ月早い7月下旬です。
研究グループと担当講師の発表の後、早速ミーティングを行う様子も見られました。
研究を初めて行う学生からは『面白い研究内容にしたい』などの声があがり、今も
化学や分析の実務に従事している学生は『仕事の内容とは全く関係のないテーマに
取り組み、技能の幅を拡げたい』とか『仕事のスキルを更に高められる卒業研究に
したい』といった声があがっていました。
実験とは異なり、研究には「独創性」・「将来性」・「実現可能性」が求められます。
これから約2ヶ月間の計画段階が、最も重要な時期といっても過言ではありません。
グループ全員が顔を合わせるのは週末だけですが、化学分析コースを卒業した先輩
たちも通ってきた道です。グループ全員で意見を出し合い、その先輩たちを超える
卒業研究になるように、ちょっと早いかも知れませんが今から期待しています!!
by あずみ