せんせのブログ

後輩に引き継がれる技術・・・道頓堀川水質調査1日目

2013.05.18

昨日まで道頓堀川水質調査の準備を進めてきましたが、今日が今年度初めての実験日です。
学生達は、朝から水を採取するための道具をもって道頓堀川に出かけ、現地でサンプリング
を行いました。

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全国から学生の集まる本校では、道頓堀川の名前は聞いたことはあっても行くのは初めて
という学生もおり、興味深くサンプリングを行ってきたようです。

そして11:00前に学校に戻り、学校で試薬の準備をしていたグループと合流。実験を開始しました。
大腸菌を調べているグループ、溶存酸素(水の中の酸素量)を調べているグループなど、いくつか
グループがあるのですが、上級生が中心になって1年生に手順を教えていました。

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1年前には今の1年生同様、試薬を混ぜる手順もなにも分からない状態だった学生が、1年で
後輩達にテキパキ教えている姿を見ると頼もしく感じます。

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見ていると2年資源分析化学科のO君やM君が溶存酸素の実験について1年生に指導しています。

O君「この瓶の栓を閉じたら手首のスナップを活かして、こう振り混ぜるんや」

どこかで聞いた言い回しだと思ったら以前にあずみ先生がO君達資源分析化学科の学生に指導して
いた時にそっくりです。O君達はそれぞれの先生から指導を受けたことや先輩から受け継いだことを
しっかりと後輩に引き継いでいるようです。

実験の結果が出るのは明日以降です。どんな結果が出るか楽しみですねぇ。

by ドラ一郎