せんせのブログ

実験技術は着実に向上しています!!

2013.06.18

本校は実験を中心に分析化学を学んでいくのが特徴ですので、今日も実験
室では真剣に実験を行っている学生で賑わっていました。

 生命バイオ分析学科の2年生はバイオ化学実験を行っていました。バイ
オ化学実験では、微生物・DNA・タンパク質や酵素の実験をします。
写真の学生達は、ほうれん草からDNAを取り出す実験を行っていました。

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↑ ほうれん草を乳鉢ですりつぶす学生

 DNAは生物が持つ遺伝物質で、もちろんわれわれ人間もDNAを持って
います。DNAはとても小さい物質なので、写真の学生は丁寧に実験をしていました。

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↑ サンプルの様子を確認中
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↑ 実験の結果を実験ノートに記録しています

 実験中のKさん(上の写真の真ん中)は「DNAは小さいですが、バイオの分
析化学者になり、世の中に役立つものをつくりたいという大きな夢を持っ
ています。たくさんの事を吸収して実験技術を向上させたいです。」と言
っていました。

 2年生の学生は、着実に実験技術を向上させており、手際よく操作して
いました。学生からは実験に集中し、さらに技術を向上させようとする意
気込みを感じました。将来の分析化学者を目指し、これからも着実に技術
を向上させて欲しいものです。

分析化学者として大切なこと

同じ実験室では、卒業研究中の4年 医療からだ高度分析学科Kさんが、実験
中に天秤やその周りを清掃していました。

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↑ 天秤を清掃するKさん

 Kさんは、「天秤の周りが汚れていると、正確な実験ができないので、
天秤の使用前後には、必ず清掃をしています。」と言っていました。
 さらにKさんは、「今月のビジネス標語は「正確性月間」なので、標語
通りに学校生活が過ごせているか意識していきたいです。」と語ってくれ
ました。

 本校では毎月、下の写真のようにビジネス月間標語を掲げており、学生
はその標語を意識して学校生活を送っています。ビジネス月間標語は、校
舎内に掲示しています。

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↑ 校舎に掲示されているビジネス月間標語

 6月の月間標語は、「正確性月間」です。「正確性」は分析化学者にと
って実験する上はもちろんですが、仕事をする上でとても大切なことで
す。本校の学生はKさんのように分析化学者を目指してビジネス月間標語
を意識しながら行動しています。

By Mac