2013.06.24
7月13日に開催される分化祭(分析化学のお祭りの略、
本校の学園祭)が近づいてきました。
当日は保護者の方、卒業生、求人企業の方だけではなく、
近隣住民の方もお越しになられます。
学生たちは、当日お越し下さった方に喜んでもらえるよう、
準備に余念がありません。
今日は環境委員会の2年生の役員が集まって、
「実験などを体験するには小さすぎる子供たちも含め、
みんなに楽しんでもらいたい」との熱い思いを胸に、
子供たち向けのもの作りイベントについて打ち合わせていました。
イベントの内容を良くしようと相談中です。
牛乳パックなどの廃材を利用して、帽子とホイッスルを
作ることになったようで、その出来上がりを確認しながら、
子供たちにどのように教えるかなど、細部についても
相談していました。
生命バイオ分析学科2年生のNくんが
「すごいでしょ!」と自慢しながら、
力作の帽子をかぶって見せてくれました。
小さな子どもから大人まで、参加者全員が楽しめるよう
これからもしっかり準備していきましょう。
あと少し、頑張ってね。
ドラ一郎先生と資源分析化学科2年生のHくんが
模擬面接をしていました。
本校では、模擬面接などの就職試験の対策も、
学生のことを日頃から見ている教員自ら行うことで、
学生と教員が二人三脚で就職内定を目指します。
本番を想定して真剣に模擬面接中です。
模擬面接終了後に話を聞くと
「緊張はあまりしませんでした。
想定質問の答えの原稿は作らず、
話す素材は用意しておいて、
聞かれたことに対して素直に話すように
心がけました。」
と話してくれました。
さらに、
「本番では、より元気よくハキハキと話すようにして行きます。」
と意気込みを話してくれました。
面接官役のドラ一郎先生にも話を聞いたところ、
「過去の面接での質問を暗記するのではなく、
質問内容に応じて答えられるようにしていて、良かった。
さらに、高校時代の野球部で培ったガッツを感じた。」と
太鼓判を押していました。
Hくん、内定に向けて、頑張って下さい。
実験棟では有機テクノロジー学科2年生が
機能性有機工学実験を行っていました。
発泡ポリマーを作製する実験では、
原料と添加剤の割合を変化させながら、
発泡の状態を観察していました。
発泡前の状態です。
うまく発泡すると写真のようにかなり大きくなります。
有機テクノロジー学科2年生のTくんに感想を聞くと
「混ぜる割合を自分で考えてできるので面白いです。
今はまだ、良い割合を探している最中ですが、
もの作りの楽しさを感じています。
実験の時間中に良い割合を見つけ出したいです。」
と話してくれました。
さらに、同学科のMくんにも話を聞くと
「いつもの実験は決められた条件で行うことが多いが、
今回は自分で考えて、条件を変えながら実験するところが
新鮮で楽しいです。
卒業研究も、こんな感じなのかなと思うと、今から楽しみです。
今回の実験で、もの作りも楽しいと感じたので、
就職活動の企業選びの幅を広げて考えていきたいです。」
と答えてくれました。
講義棟のコミュニケーションルームでは
生命バイオ分析学科1年生の学生が
基礎化学実験の試験に向けて、
習った実験操作で分からないところを
ぽてと先生に聞いていました。
ついにはホワイトボードを使って、説明が始まりました。
基礎化学実験は、その名の通り、
化学実験の操作法の基礎を修得する科目です。
それだけに、二人とも真剣です。
分化祭の成功、就職試験の合格、実験操作の修得と
それぞれのゴールは違いますが、
素晴らしい結果に結び付くように
応援しています。
by みなと