2013.07.01
これまでも本ブログで紹介していますが、2年生の卒業研究は着々と進ん
でいます!!
実際に卒業研究が始まるのは後期の9月からですが、今日は卒業研究で
使用する試薬、機器や器具リストの提出日でした。
学生たちは、先日作成した卒業研究の計画書を元にしてリストを班員や
卒業研究の指導担当の先生と相談しながら作成しています。
本校の卒業研究は大学の卒業研究と違って、先生から一方的にテーマを与
えられるわけではありません。研究テーマや実験で必要なものを自分たち
で調べ、計画していきます。そのために班員や指導の先生と話し合った
り、文献を調べたりして卒業研究を進めているのです。
上の写真のNさん(左)とTさん(右)のグループは、ちょうどリストの最終
確認をしているところでした。彼女たちは「これまでは、実験の計画まで
立てたことは無かったので、リスト作成は大変でしたが、楽しかったで
す。本格的に卒業研究を始める9月までにしっかり班員や先生と議論をし
ておきたいです。」と語ってくれました。
本校の学生たちは卒業研究を通して、仕事を始めてから必要な力を少し
ずつ身につけていきます。2月の卒業研究発表会まで頑張っていきましょう!!
入学をして約3ヶ月が経った1年生ですが、今日は生命バイオ分析学科と医
療からだ高度分析学科の『基礎化学実験』が行われていました。この実験
は、まさしく『基礎』から実験操作や実験器具の使い方について学んで
います。下の写真のグループは細菌学的検査という実験をしていました。
この実験では、学校の前を流れる大川という川から水をサンプリング
し、川の水に生息している大腸菌と一般細菌の検査をします。
↑ サンプリングした水の温度を測定している様子です。
4月の入学当初は、実験の技術があまりなく、心配な様子の学生でした
が、今では基礎的な操作を修得しはじめて、いろいろな事が出来るように
なってきています。
下の写真真ん中の1年 生命バイオ分析学科のTさんは
「実験が楽しいです。川の水にどれくらいの菌がいるか興味津々です。」
と笑顔で語ってくれました。
↑ 高知県出身のTさん(写真真ん中)は化学の分析化学者になりたいため、
本校に入学したそうです。
1年生は、まだまだ授業や実験で学ぶことが多いと思いますが、いろい
ろと吸収し、自分が目指す分析化学者に向かって頑張って欲しいと思いま
す。
By Mac