せんせのブログ
分析化学のお祭り！！「第２３回分化祭」
2013.07.13
こんにちは！ましおかです。
ついに、ついにこの日を迎えました！！
本日、「第２３回分化祭」が開催されました。
今年のテーマは、「笑顔を創る化学反応」です。
化学を通して、来場者全員が笑顔になれるようにと、学生たちは一生懸命準備をしてきました。
分化祭実行委員長の医療からだ高度分析学科３年M君の開会宣言により始まりました！！
早速朝から、多くの方々が来てくださり、各クラスの企画や模擬店、実験会など思い思いの所へ行き、楽しんでいました。
自治会実験会では、実験を通して化学に触れ、目の前で起きる不思議な現象に笑顔や驚きの表情を見せていました。
模擬店にはたくさんのメニューが用意されていて、お昼近くからは、多くの人であふれていました。
人気メニューのお店では、１０分待ちというところも！！
もちろん味は美味しかったですが、なにより学生の愛情たっぷりで、お腹も心も満たされました♪
化学不思議発見！
私たちの生活を豊かに、そして便利にしてきた化学の力。
それは、歴史に残る偉業を成し遂げた化学者たちの功績であり、
彼らがどのような思いを抱きながら人々を笑顔にしてきたのかを
皆様に知っていただく「化学不思議発見！」を今年も開催しました。
先日ブログで取り上げましたが、今年は５人の偉人をクラスごとに
様々な角度からプレゼンテーションしました。
来場者の方々に共感できる偉人を投票してもらい、その獲得票数１位を目指すので、
どのクラスも、イラストを書いたり、年表を使ったり工夫を凝らした方法で偉人をプレゼンテーションしていました。
1時間ごとに発表される投票結果に、各クラスは一喜一憂していました。
なぜなら１位のクラスは自分たちの模擬店と企画について全館放送で宣伝できるからです！
さらに、この1時間ごとの獲得票数1位とは別に、１日を通しての総合獲得票数1位も決定されます。
笑顔がいっぱい！！
本校では、未来を笑顔にしたいという私たちの思いを一つの「形」として表すため、
まずは学校全体で笑顔を築く「化学で笑顔プロジェクト」で、笑顔を集める企画も行いました。
来場者の方々の1つ1つの笑顔を集め、化学を通じて感じる夢をいただくというものです。
多くの皆さんにご賛同いただき、たくさんの笑顔とコメントを集めることができました。
集まった笑顔は、すぐに模擬店の会場に貼っていき、まさに笑顔でいっぱいになりました。
モット・キットとエコめぐり！
さらに今年は環境委員会主催の実験会が、大阪府主催「モット・キットとエコめぐり」プログラム(環境学習・環境活動体験促進イベント)の
スタンプラリー形式の訪問先に選ばれました。
牛乳パックからの笛造りなどのリサイクル体験をしている中、モットちゃんとキットちゃんというゆるキャラが駆けつけてくれました！
その様子は、大阪府のHPにも載っています。
なんと訪問先第１弾だったようです。会場の小学生達も大変喜んでおりました。
こちらでも笑顔！
イベント盛りだくさんの分化祭の最中、嬉しいニュースが飛び込んできました。
有機テクノロジー学科の学生二名が製薬系の企業から同時に内定をいただきました！！
担任のバッテン先生とのスリーショットです。おめでとう！
達成感！！
そして、分化祭は無事終了いたしました。
「化学ふしぎ発見！」の表彰式があり、総合獲得票数１位のクラスが発表されました。
今年は、なんと１年資源分析化学科・有機テクノロジー学科の「ドルトン」でした！！
分かりやすい説明が勝因だったようです。この結果については、「化学で笑顔プロジェクト」facebookでも公開いたします。
最後には、学生たちの中心となってこの分化祭を成功させるために、頑張ってきた分化祭実行委員長の挨拶です。
思わず涙で言葉が詰まってしまいました。
「自分が参加した３回の中では一番素晴らしい分化祭でした！皆さん、ありがとうございました！！」
とても真剣取り組んだからこその言葉だと思いました。
５月に委員長になり、頑張ってきた彼の姿を思い出すと、写真を撮っている私も胸にこみ上げてくるものがありました。
校長のかりめろ先生からも、
「今年は、過去最高の２３０名を超す来場者がありました。授業の合間を縫っての準備は大変だったと思いますが、
達成感を感じていると思います。みんなで力を合わせれば、やることが出来る。乗り越えることが出来る。
この経験をこれからの学校生活に生かしていってください。」
と言っていただきました。
真剣に取り組めばこそ、そこには達成感があります。
そして分化祭を成功させたパワーが皆さんにはあります。
この達成感をこれからも感じられるように、就職活動、資格取得、実験など何事にも全力で取り組んでいってください。
最後に、本日来場してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
by ましおか
