2013.08.27
今日も多くの学生達が登校していました。スキルアップを目指し、資格取
得に向けて自習している学生、前期の授業や実験の復習をしている学生な
ど本校の学生達は、それぞれ目的を持って登校し、夏期休暇を有効に活用
しています。
↑ あおひげ先生に願書を提出するU君
上の写真の1年資源分析化学科のU君は、10月に行われる危険物取扱者試
験の願書を提出していました。本校では、危険物取扱者試験の願書を取り
まとめて実施団体へ申込みをするので、U君だけでなく、多くの学生が願
書の提出に来ています。
U君は願書提出の際に、あおひげ先生へ休暇中の様子を話していました。
U君は「10月の危険物取扱者試験で乙種4類に受験するので、合格できるよ
うに授業や資格対策講座で習ったことを復習しています。」「夏期休暇中は
時間を有効に使うように心がけて、自分がレベルアップできるよう有意義
に過ごしています。来週は国家資格の団体講習もあるので、頑張りたいで
す。」と話していました。
1年生の多くの学生は、次週から始まる国家資格の団体講習を受講しま
す。団体講習は、有機溶剤作業主任者技能講習、酸素欠乏・硫化水素危険
作業主任者技能講習、特定化学物質および四アルキル鉛作業主任者技能講
習があります(昨年の団体講習の様子はこちら)。
働く上で必要な知識・技術を授業や実験を通して身に付けていくことは
もちろんのこと、さらに一つでも多くの資格を取得して、これから始まる
就職活動に備えて欲しいと思います。平日コースの学生の夏期休暇は残り
2週間ほどですが、最後まで目的意識を持って過ごして欲しいです。
実験室を覗いてみると、試薬や器具がたくさん並んでいました。
そこでは、せんぱい先生、バッテン先生がてきぱきと試薬などを保管庫
から取り出し、何かの準備されているようでした。
↑ 準備をするせんぱい先生とバッテン先生
2人の先生に何をしているか尋ねてみると、
9月1日(日)に実施される国家資格である技能士(化学分析)の実技試験に向け
て、器具や試薬の準備をしているとのことでした。
技能士(化学分析)とは、国家資格である技能検定制度のひとつで、化学
分析に関する学科試験と実技試験が実施されます。本校は、実技試験の指
定会場(大阪府)となっているので、今週は担当の先生で細心の注意を払い
ながら試験準備を行っています。
この検定の受験資格は化学分析分野での実務経験が必要であり、2級の
場合は実務経験が2年以上なのですが、厚生労働大臣の指定により、本校
卒業生は受験に必要な2年の実務経験が在校期間で免除されます。そのた
め、卒業するとすぐに受験することもできます。今年も本校の卒業生数名
がこの試験を受験します。
受験者の皆さんが実力を十分発揮できるよう、本校教員は準備を進めて
います。
By Mac