2013.10.04
こんにちは♪マカロンです。
今日は学生の成長の様子をお届けします!
本校では、その日の授業などで疑問に思ったことを即解消できるように、
毎日昼休みには教員がコミュニケーションルームに常駐しています。
そして、その間は質問タイム!!
教科書をもって、質問にきてくれたのは1年生資源分析化学科のSくんです。
「授業で少しわかりづらかったことも、質問したらわかるようになって
すっきりしました!」
と満足気でした♪
実験室をのぞいてみると、1年生が定量分析実験をしていました。
定量分析とは、試料中の成分物質の量を測定する分析法です。
学生にインタビューしてみると、鉄の重量分析をしているとのこと!
重量分析とは定量分析の一種で、一定重量の試料から目的成分を分離し、
その重量を測定して含有量を計算する方法なんですよ。
今回は、鉄の重量分析ですが、使う原理は前期に習った定性分析
(試料物質に含まれる成分の元素やイオン・原子団などを化学反応など
によって調べる分析方法)の応用です。
あずみせんせいの熱弁に、学生は大きく何度も頷いていましたよ。
前期の知識と技術をもって新しいことをどんどん吸収しようと、
真剣に実験をしていました♪
1年生が実験している横で、2年生も実験中でした。
こちらは、学びの集大成でもある卒業研究です。環境委員会でも
頑張ってくれている資源分析化学科のM君たちを発見!
彼らは、「アマモに関する研究」を行っています。本校の学生だけでなく、
企業、NPO、他の専門学校と共同し、一大プロジェクトとして5年間
取り組んできている研究です。(過去の記事はこちらから)
継続して研究を行っている責任感と、美しい自然の海の象徴でもある
アマモが生息するきれいな海を取り戻したいという環境に対する熱い思いを
胸に実験を行っていました。
今日は、「以前授業でも習っている(そして道頓堀川水質調査でも行っている)
実験の応用をして、アマモが住みよい環境かどうかを調べている」とのこと!
授業・実験そして卒業研究と知識や技術を少しずつ積み上げて成長していって
いる様子を肌で感じた一日でした。
byマカロン