せんせのブログ

引き継がれる環境委員会の心と技術

2013.10.31

昨日のブログでもご紹介いたしましたが、
環境委員会は本校の課外活動の1つで、
南天満公園など学校周辺の清掃活動、
校内でのプルタブやペットボトルキャップの回収活動、
実験器具の整理など、色々なボランティア活動を行っています。
また、10年間継続して行っている「道頓堀川水質調査」も
中心となって取り組んでいます。

先日は次年度の中心メンバーとなる班長を決める
打ち合わせがありましたが
(先日の引き継ぎの様子はこちらから)
本日は、「道頓堀川水質調査」を取り仕切る
水質班の引き継ぎが行われました。

今回は、1年生からの質問に上級生が回答するという形で、
具体的な手順などの引き継ぎが行われました。

まず、資源分析化学科2年のM君から、
実験テキストを参考に、手順を説明がありました。
そして、分からないことがあれば、
質問するように促したところ、
資源分析化学科1年のS君から
「次回の道頓堀川水質調査から、
新たにプランクトン採集が調査項目に加わりますが、
採水と同時にできるでしょうか。」といった質問が出るなど、
1年生から活発に質問があり、上級生が丁寧に答えていました。

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実験テキストを見ながら、手順の確認中です。
上級生の説明を1年生が真剣に聞いていますね。

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1年生は教わったことを、自分たちで確認しています。
上級生は個別の質問にも丁寧に対応していました。

さらに、1年生から出てきた質問以外にも、
過去に出た質問と答えを1年生に伝え、
次のリーダーとして委員会を引っ張っていけるように導いていました。

4年間環境委員会を続けた医療高度からだ分析学科4年生のF君は、
「自分も1年生の時に上級生が話すことに対して、
自分たちで調べることで勉強になりましたし、
自分たちの間違いに気が付けるようになると嬉しかったです。
1年生自身も調べることや意見を出すことで、励みにも自信にも繋がり、
環境委員会全体も良くなると思います。」
と次の中心メンバーに向けてエールを送っていました。

伝統ある環境委員会の活動を
より一層活発にしていって下さいね。

by みなと