2013.11.01
こんにちは!!ましおかです。
本日私は、医療からだ高度分析学科3年生の「医薬分析・臨床検査実験」の担当でした。
その中で、学生たちは電圧変化を測定していました。
ん?分析化学で電気?そうなんです。
本日のテーマは「コンデンサーの放電・充電」。
分析化学者は機器で試料を分析できるだけでなく、その機器の中身を知り、
様々なトラブルシューティングに対応することが出来るようにならなければならないのです。
そのためにこの実験の中には、このようなテーマもあり、本日は電気化学を学んでいるのです。
3年間同じメンバーで実験をしているので、チームワークもバッチリです。
まさに一緒に学んできた成果ですね。
しかし男子学生はこういったものを触るのがやはり好きなようですね。
とてもきらきらして目で取り組んでいました。
もちろん、測定した値もバッチリ。
「こういったことも学んで、分析機器の中身まで理解したいと思います。」と
力強く語ってくれました。
2年生の卒業研究の様子を見てみると、原子吸光光度計を使用していました。
ちょうど昨年の今頃、機器分析化学実験で学んでいましたが、当時は触れるのも初めてで、
使用するときに緊張していました。
しかし今ではもう慣れたもの。自信満々で機器を操作しています。
このように使用する機器を仕組みから学び、理解して、
あるテーマのためのツールとして使いこなせることが、分析化学者としての第一歩となるのです。
こちらでは、先日卒業研究の中間発表を終えた4年生が、実験をしていました。
教員だけでなく、同級生や下級生の意見・感想を踏まえて、これまでの実験の結果や方向性を見直して、
今後の研究がさらに良くなるように改めて実験計画を練っていました。
「先生方の意見を聞いて、まだまだ直さないといけない所が浮かび上がってきましたので、
すぐに方向性や方法を見直し、卒業研究発表会までに完璧にしていきます。」
と言っていました。
昼休みにコミュニケーションルームを覗くと、
先日、全国大会へ出場した生命バイオ分析学科のT君を輩出したテニス部が打ち合わせをしていました。
秋の大会へ標準を合わせて、練習の計画を立てていました。
自分たちもT君に負けないよう練習の成果を出したい!と言う姿勢が感じられ、
とても良い雰囲気での話し合いでした。
テニス部、みんな頑張れ~。
このように学生たちは、日々成長していきます。
我々教員は、伝えるだけでなく、学生たちがその成果を発揮する事を応援するのも
大切な役割だと思っています。
たくさん学んで、たくさん成長していきましょう!!
by ましおか