2013.11.28
本日、1年生は1日かけて
「就職・編入学活動実践演習」を行いました。
これは、2015年3月卒業予定の学生に対する
企業の採用活動が12月からスタートするのを前に、
学生が就職活動を始める切っ掛けを与え、
かつ就職活動を行う上での各自の課題を気付かせること、
そして大学編入学希望者も編入学の準備を始めさせる機会とすることを
目的としています。
まずは、ぽてと先生から
本日を有意義に過ごすための心得や
1日の流れについて話がありました。
学生たちは、本日1日、どんなことが行われるのか
真剣に聞いています。
その後は、就職志望の学生、編入学志望の学生、4年制学科の学生に
分かれて、グループごとに様々な取り組みが行われました。
就職活動の第一歩は「自己分析(自分を知ること)」と
「企業研究(相手を知ること)」です。
そして、これは企業選びや志望動機の根幹になるので
とても大切なことです。
自己分析では、本校入学の動機から
本校で学んでいることや参加している課外活動、
興味・関心のあること、自らのアピールポイントや
自分がなりたい将来像を考えていきます。
企業研究では、どんな業種・職種があるのか
その中で自分はどんなことに興味があるのか
将来、どんな仕事がしたいのかを考えて、
企業を探していきます。
ミジンコ先生が相談に乗っています。
自己分析でも、企業研究でも、困った時は教員に
相談することで突破口を見つけ出していきます。
資料室で企業の情報を調べています。
本校の長い歴史の中で蓄積された企業の情報も
学生の強い味方になってくれます。
学生たちからは
「先生と話をしたことで、自分では気付けなかった
アピールポイントを見つけ出すことができた。」
「自己分析と企業研究で、今まで漠然としていた目標が
しっかり具体化できた。」
といったコメントが聞かれ、着実に進めている様子が
窺えました。
また、編入学志望の学生も、
自らの興味や希望する将来像から進路の方向性を決め、
本校に寄せられる編入学の募集要項などの資料を基に
具体的な進路を考えました。
その後、編入学の過去問を実際に解くことで
これから、どんな勉強が必要か
実感する機会にもなりました。
就職試験では多くの場合、筆記試験と
面接試験が行われます。
そこで、学生たちは模擬採用試験にも
チャレンジしました。
4~5人ずつ教室に分かれて、本番さながらに
面接試験が行われました。
面接官役の教員からの質問に、
学生たちは緊張しながらも一生懸命答えていました。
面接官役のせんぱい先生が、講評中です。
学生たちは教員からのアドバイスを手帳やノートに書いています。
多くのことを身につけようと、みんな真剣です。
面接を終えた学生からは
「緊張して、思っていたように話せなかったので、
これからしっかり練習します。」
「自己分析がまだまだ足りないことを実感しました。」
といったコメントが聞かれ、
素晴らしい気づきの機会となったようです。
別の教室では模擬筆記試験も行われました。
アクア先生が筆記試験の解説中です。
こちらも、みんな真剣に聞いていますね。
4年制学科の学生にとっては
実際の就職活動や編入学は少し先のことですが、
その時期に向かって、今から準備することが
重要です。
本日は、実際の就職活動が始まるまでの2年間、
どのように過ごしたら良いか、
先輩の4年生に話を聞くなどして、
計画を立てる機会となりました。
先輩の話を聞いて、まとめています。
4年生担任のMac先生もアドバイスしてくれました。
最後に、教員から総括の講評がありました。
ドラ一郎先生が講評中です。
せんぱい先生やバッテン先生からも、
これからの就職活動に対するアドバイスを
たくさん聞くことができました。
就職活動や編入学は簡単なことではないですが、
我々教員みんながサポートしていきますので、
一緒に乗り越えていきましょう。
by みなと