2013.12.17
昨日ミジンコ先生が滋賀県立甲南高校出張実験会の様子を、
紹介していました。
今日は、その実験会の2日目で、
すくろーす先生と私が行って参りました。
その時の様子を紹介致します。
昨日は、分析化学の力で成り立っているものが、
私達の身近に沢山あることや、
どのように社会貢献しているのかなど、
分析化学を知ってもらう説明と、
実際に分析化学を体験してもらう簡単な実験を行いました。
その様子は、以下のURLをご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2013/12/post-7790.html
今日はもう少し本格的な実験である、機器分析を行いました。
内容は、実際に市販されている医薬品の
中に、鉄分がどれだけ含まれているか調べるという実験です。
まだ、習っていないガラス器具を使う操作や、
分析機器を初めて使うということで、皆さん非常に興味深く、
真剣な眼差しで実験に取り組んでいました。
また、実際に分析機器を使った実験は、
甲南高校では、3年生にならなければできませんが、
今日は2年生が使用できるということで、
憧れや好奇心から、沢山の質問が飛び交いました。
写真は、私が皆さんに分析機器の取り扱い方法を説明しているところです。
実験を行った感想を聞きましたので、いくつか紹介させて頂きます。
「実験がとても楽しかったので時間が早く過ぎました。」
「化学の面白さを改めて感じました。」
「体験した事の無い実験だったので、楽しかったです。」
「化学がとても面白いということが解りました。とにかく楽しかったです。」
などなど、沢山の感想を頂きました。
化学の楽しさが伝わって何よりでした。
また、全ての実験が終わった後に、
本校が取り組む「化学で笑顔プロジェクト」に賛同された生徒から、
夢と笑顔を頂きました。
今の日本、ひいては世界が豊かなのは、科学技術の発展が背景にあり、
そこには多くの化学者の努力がありました。
化学は人の生活を豊かに、そして笑顔にします。
これからの未来を笑顔でいっぱいにするために、
将来の日本を支える化学者を増やすことを目的に取り組んでいるのが、
このプロジェクトです。
詳細は、本校のホームページで紹介していますので、以下のURLをご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/egao-project/
写真の生徒さんは、未来を担う化学者の一人として、
「バイオの力で新たなモノを開発したい。」という夢を、
笑顔で語ってくれました。
写真撮影は、少し緊張した様子でした!
実験も率先して取り組んでいましたので、きっと夢が叶うと思います。
2日に分けて行った出張実験会の中で、
社会で化学がどのように貢献しているか、また
分析化学の技術や知識を身に付けると、
どのような仕事に就くことができるのか、具体的に
知って頂くことができました。
今回出会った皆さんの中から、
日本、ひいては世界を豊かにする「化学者」が
現れると嬉しいです!
自分の将来の可能性を、未来に向けて大きく広げて下さいね。
byせんぱい