せんせのブログ

中間試験と資格試験、どちらも頑張ろう!

2013.12.07

毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Wスクールの大学生などを対象に
分析化学の技術と知識を修得するために開講している化学分析コースが、今週も
始まりました。化学分析コースでは、この土日まで後期中間能力試験の期間です。
学生達は、仕事と勉強を両立させながら、がんばっています。

卒業しても気になる卒業研究

今日は、本校の平日に開講されている資源分析化学科を今春卒業し、大阪南部に
ある水質分析の企業に勤務しているYさんが学校を訪ねてくれました。今日は
久々に学生時代のクラスメイトと集まる予定だそうでその前に、情報収集したくて
学校に立ち寄ったそうです。

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本校ではグループで卒業研究に取り組んでいることは何度もお伝えしていますが、今日、
集まるのはYさんと同じテーマに取り組んでいたグループのメンバーだそうです。
Yさんが取り組んでいたテーマは「アマモに関する研究」で、本校だけでは無く、
他の専門学校や企業、NPO法人なども一緒に取り組む一大プロジェクトでした。

このテーマは単年度で終わらず、代々引き継いで行われている実験であるため、
Yさんが卒業した後も、今年の学生達が引き継いでいます。

このテーマに取り組んでいた先輩としては、当然後輩達の活躍が気になります。
時折ブログで紹介される後輩の研究にアンテナははっていたものの、直接、先生達に
今の研究の進捗状況を聞きたいと言うことで来校してくれたのです。

今日は土曜日と言うこともあり、この研究の指導にあたっているせんぱい先生は
お休みだったので、直接話は聞けませんでしたが、元担任のあおひげ先生等から
状況を聞いていました。

あとで卒業研究のグループのメンバーにも、よく説明しておいて下さいね。
また仕事の都合がつけば、後輩達の卒業研究発表会にも来て下さい。
お待ちしていますよ!

試験が終われば即改善!

今日の授業終了後、1年生のSさんから質問がありました。今日の私の担当する
科目の試験でできなかったと事があるので、今のうちにやり直して覚えておきたい
とのことでした。

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機器分析実験では、実験データをもとにグラフを作成することが多いのですが、
データからグラフに直し、その変化がどのような式で表せるか求めるところが
解らなかったそうで、電卓を片手にしばしの間ミニ授業を行いました。
最終的に理解できたようでしたので、私もホッと一安心。

1年生の間にもう1回ぐらいは類似の問題を扱うことがあるので、そのときには
自分でテキパキデータの解析ができるようになってくださいね。

平日働いていて、まとまった勉強時間の取りにくい化学分析コースの学生ですが
うまくやりくりして勉強時間を作り出し、不明な点もすぐに解消していくことで
これまでの先輩達も卒業していきました。今の在校生のみんなも同様に頑張りま
しょう。私たちも最大限サポートしていきますよ!

学業と資格試験を両立!

本校では今朝の1時間目のみ中間試験の時間で、それ以外は通常授業の日でした。
しかし本日大阪府では危険物取扱者の資格試験が実施されています。2年生からも
3名の学生がこの資格試験(危険物取扱者試験甲種)にチャレンジするため、
試験会場に向かいました。

本校では1年生前期の単位を修得すると、実務経験等が無くても危険物取扱者甲種の
受験資格が得られます。これまでにも何名もの学生が危険物取扱者甲種に合格して
います。本校では1年生の安全衛生や2年生の化学関係法規の授業で危険物に関する
勉強をしますので、普段の授業だけでもかなりの資格対策をしていることになります。

2年生達は卒業までに、あと1つでも自分自身に付加価値を付けようと、秋の試験から
徐々にみんな受験しており、最近ではHさんとKさんが合格しています。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2013/10/post-7742.html

今日の受験者達に受験後の感想を聞いてみると、あまり自信はなさげでした。しかし、
全力は出してきたとのことでした。来月の合格発表が待ち遠しいですね。


by ドラ一郎