2013.12.12
昨日のブログでもご案内の通り、
(一社)大阪府専修学校各種学校連合会主催『19才のプレゼンテーション』が行われました。
このイベントは昨年に引き続き今年で2年目を迎えた訳ですが、コンセプトは
「将来の夢(シゴト)に向かって、今頑張っている先輩から高校生へ熱いメッセージを伝える」
というもの。
高校生の進路選択の一助となればということで、
今現在、専門学校に在籍している学生から様々な形でメッセージを伝えるというイベントです。
今年は、7つの専門学校の在校生がプレゼンテーションを行いましたが、彼らが目指す職業は、
ホテルスタッフや美容師、建築設計士、ウエディングプランナー、自動車整備士など、
専門学校ならではのバラエティーに富んだラインナップ。
その中で、本校は「化学者」の分野代表として、
生命バイオ分析学科2年生の金子夢衣さんがプレゼンテーションをすることに。
会場に到着した金子さんはまだまだ余裕の表情でしたが・・・
全体リハーサルを終え・・・
本校の発表のリハーサルを終えた頃には・・・
緊張気味の金子さん。
楽屋で真剣な表情で最後のプレゼン練習を入念に行っていました。
そしてその傍らでは、プレゼン中に行う参加型実験の試薬調製をしている
同じクラスの西村君と河口君の姿が。。。
客席の高校生を巻き込んでの実験の成否は、彼ら二人にかかっているので、
発表こそしませんが、それはそれで大きな責任を感じていました。
そして、実験を盛り上げることで金子さんと一緒にプレゼンを成功させようと、
昨日のブログにもあったように、金子さんの自主トレにも快く付き合ってくれていました。
そして会場ではすべてのリハーサルが終わり、ようやく開場となりました!
高校生の皆さんが続々と会場に入ってきましたよ。
会場はほぼ満席!写真にはありませんが、2階席にも来場者が。
そして、よいよ開演です!
ちなみに、この司会者の方々は、プロの方でもなんでもなく、
各校の専門学校のボランティアの学生が務めているんですよ。
そうなんです。このイベントの運営は、様々な専門学校の学生のボランティアで成り立っているのです。
もちろん、本校からも7名の学生が、来場者の座席への誘導や、タイムキーパー、スケジュール管理や
舞台袖での準部片付けスタッフとして頑張ってくれていました。
さて、いよいよ本校の出番が近づいてきました。
舞台袖では、登壇する3名で最終確認!
そして最終確認が終わり、本番直前の緊張の3人組・・・
さぁ本番が始まりました!
まずは金子さんが日本分析化学専門学校に入学しようと思った経緯から話は始まります。
実は、化学者になりたい!という明確な目的や目標があった訳ではなく、
高校の理科の先生の白衣姿が「カッコイイ!」と思ったことがきっかけとなり、
本校に入学することになります。
しかし、化学が得意というわけではなく、むしろ苦手だった彼女・・・。
白衣への憧れだけで入学することになったので、
入学してからついて行けるか非常に不安があったようですが、
日々の楽しい授業や実験がそんな不安を打ち消してくれたそうです。
ということで、そんな楽しい実験を高校生に体験して頂こう!ということに。
プレゼン前には、会場の高校生に協力依頼をしても、誰も手を挙げてくれなかったら
どうしよう・・・なんて、学生たちと心配していましたが、
心配どころか、手を挙げられる高校生が大変多く、
逆に、どなたを指名したらよいか困るというくらいに、皆さんには興味を持って頂けました。
そして、その中から3名の高校生に登壇頂き、実験をして頂くことに!
実験は見事成功し、登壇出来なかった客席の皆さんからは、
非常に美しい化学反応に、どよめきと拍手を頂けました。
実験で会場が盛り上がった後は、企業の方や卒業生に教わった基礎基本の大切さや
社会人になるためには何が必要か?といったこと、
そして、
「分析化学で社会に貢献したい!」という思いから内定を頂くことになった
経緯について説明を行い、持ち時間ピッタリでプレゼンが終了しました。
そして、プレゼン終了直後には審査員の方からご質問が。。。
しかし、全く動じることなく自然に対応する金子さんを見ていて、
手前味噌ではありますが、本当にすごいなぁと思いました。
だって、彼女、本校に入学する前は、こんな風にして多くの人の前に立って話をしたり、
グループの先頭をきって何かをしたりするようなタイプでは全然なかったのですから。。。
一番すごいなぁと思う所は、敢えてそうした苦手な部分を克服しようと、
本校入学後に、様々な課外活動でそうせざるを得ない環境に身を投じ、自己実現を果たしたこと。
学生ではありますが、本当に尊敬に値する考え方であります。
プレゼン終了後には「上手くいった!」という達成感で一杯な3名のガッツポーズ!
すべての専門学校のプレゼンが終了し、次は表彰式です。
審査員の採点を集計し、もっとも優秀であるプレゼンテーションには
「大阪府知事賞」が授与されます!
会場内はシーンと静まり返っています。
すると・・・なんと!
司会者の方から
「日本分析化学専門学校」の声が!!!!
おめでとう!!
審査員の方から表彰状とトロフィーの授与がなされました。
金子さん本人はまったく受賞できると思っていなかったようで、司会者の方から
受賞の感想を聞かれた時も、驚きを隠せず、きょとーん!という感じでした。
そして、表彰式が終わり、一緒に登壇した西村君と河口君と、
先ほどのガッツポーズとはまた一味も二味も違う嬉しさでのガッツポーズ!
(映ってはいませんが、私も気持ち的にはこの中に入ってます!!)
また、先ほどご紹介したように、イベントの運営係として、何週間も前から
打ち合わせを重ねてきてくれた各校の専門学校のイベントスタッフと一緒に記念撮影♪
本当に皆さん、お疲れ様でした!
さて、ここまで出来るだけ臨場感あふれるブログにすべく、
長文になる覚悟で書いてきましたが、会場に来て頂けなかった皆さんには、
会場の様子は伝わったでしょうか?
後日、(一社)大阪府専修学校各種学校連合会のホームページ
(http://www.daisenkaku.or.jp/index.html)にて、
当日の様子が動画でアップされるそうですので、
実際のプレゼンテーションの様子はそちらをご覧ください!
動画がアップされた際には、ブログやtwitter、Facebook等でご案内しますね。
また、今回の表彰は、大変うれしいニュースですから、
会場に見に来れなかった本校の在校生の皆さんへの報告のため、
明日、校内での表彰式を改めて行いますので、またその模様もブログでご紹介します!
以上、長文にお付き合い頂き、ありがとうございました!
いやぁ~本当に良かった!
byすくろーす