せんせのブログ
次のステップに向けて、ひとりひとりができること
2013.12.14
毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Wスクールの大学生、主婦などを対象に
分析化学の知識と技術を身につけ、職場でのスキルアップや就職・転職ための技術修得を
目的に開講している化学分析コースが今週も始まりました。
化学分析コースのOB来校
今日は2年前に本校の化学分析コースを卒業したN君が、久々に学校を訪ねてくれました。
N君は現在、某鉄鋼メーカーで勤務しています。「はじめは現場の経験を積むこと」との
社命で、これまでは主に製造業務を担当してきましたが、来春から分析業務メインになる
とのことで、その報告に来てくれたようです。それに加えて、ちょっと忘れかけた知識に
ついて先生に質問しにきたそうです。
M木先生(左)とN君(右)
化学分析コースでは、金属の分析については、無機定性分析法や定性分析実験、機器分析
実験などで学びます。その科目を担当していたM井先生やM木先生とひさしぶりに顔を
あわせ、近況報告などをしながら、相談をしているようでした。
担任の私としても、卒業後も次のステップに向けて頑張る姿勢を持ち続けていることを
非常にうれしく思いました。
N君の同期の卒業生達は全国各地に就職していますが、未だに交流が続いているようです。
今度、大阪近くで集まる際は、ぜひみんなで学校に顔を出して下さいね。
卒業研究もそろそろ最後のステップ
今日の午後からは、卒業研究の時間です。2年生達は、2月8日に控えた卒業研究発表会に
向け、最後の詰めの実験に臨んでいます。あとまだ1ヶ月以上あるように思えても年内には
実験を完了し、年明けからは発表で使うパワーポイントの原稿の準備をしないといけません。
年内は22日で登校終了ですので、この土日と来週の土日で最後の実験になります。
私の担当するグループも、M井先生が担当するグループも、発表に必要なデータ取得に的を
絞って実験を行いました。
今日のデータを元に明日には発表会の要旨作成にも着手予定です。年内にある程度形にして
年末年始に各自で作成を進め、年明けには提出する予定です。発表当日の内容も大切ですが
「要旨」で聴講者に興味を持ってもらわなくては、発表する意味は半減します。
明日からは要旨の作成に魂をこめていきましょう!
by ドラ一郎