2013.12.20
2年資源分析化学科のN君とM君から公害防止管理者水質第1種の国家
資格に合格したという報告がありました。
公害防止管理者は、工場などの事業所が有害物質を定められた基準
値内に排出するように監督する者に必要な資格です。社会的に需要の
高い資格ですが、合格率は毎年20%程度で学生達が目指している資格
の中でも難しい資格になります。
↑ 担任のバッテン先生に合格報告するN君(左)とM君(右)
二人が合格した公害防止管理者の資格試験は年に1度しかありません。
そこで、彼らは1年生の時から資格対策講座を受講しながら、コツコツと
勉強をして来たそうです。
M君は、昨年に公害防止管理者水質第4種にも合格しており、2種目
の合格です。N君は、試験科目ごとの合格を積み重ねて資格が取得で
きる公害防止管理者の試験制度を利用して、水質第1種の合格に必要
な5個の試験科目を2年間かけて計画的に受験し、今回の合格となった
そうです。受験勉強をする上で、彼らは、資格対策講座がとても役
に立ったと合格を大変喜んでいました。
目標を決めてコツコツ計画的に頑張って来た結果が難関の資格合格
に繋がりました。N君とM君ともに環境分析の企業より内定を頂いて
おり、春からは環境分野の分析化学者として活躍します。残りの学校
生活は残り少ないですが、最後まで分析化学者として必要な知識や技
術などをしっかり修得していって欲しいと思います。
今年の春に生命バイオ分析学科を卒業した30期OGのSYさんとSMさん
が来校してくれました。
↑ 元担任、ぽてと先生とのスリーショット
写真は、担任だった、ぽてと先生へ近況報告をしてくれている様子です。
写真中央のSYさんは、化学製品を製造する企業で界面活性剤の分析業
務を行っており、毎日楽しく仕事をしているそうです。今日は午後か
ら仕事との事で、出勤前に来校してくれました。今日は、SYさんの会
社に新しい分析装置が入るので、とっても楽しみだと言ってワクワク
した様子でした。
一方、写真左のSMさんは、本校から近畿大学理工学部の3年に編入学した卒業生です。
4年次に所属する研究室が決まり、来年度は、発生工学の研究をするとの事で早く研究したいとの事でした。
二人とも充実した毎日を過ごしている報告を聞いてとても嬉しく感じます。
我々教員にとって、少し早いクリスマスプレゼントになりました。
今日は平日コースの今年最後の授業・実験日でした。
明日から平日コースの学生は冬期休暇に入ります。
最終日の今日は、今年お世話になった校舎への感謝の意味も込めて、
大掃除が講義棟や実験棟で行われました。
黒板、机、窓、そして床や壁の隅から隅まで、
いつも使っている校舎に付いた汚れを丁寧に落としていました。
↑壁をきれいにしている生命バイオ分析学科の2年生
日常ではあまり掃除をする事が無いエアコンフィルターや床にこびりついたシミなど、
学校の隅々まできれいになって、掃除を終えた後は、みんな満足げな表情でした。
↑ エアコンのフィルターを持って記念撮影。1年 生命バイオ分析学科Sくん
今日は、少し早いですが「良いお年を!」と挨拶をして下校する学生もたくさんいました。
ちょっと気が早いようですが、平日コースの学生の次の登校日は新年の1月7日です。
冬期休暇は、これまで学んだ事の復習をしたり、家族や友人との思い出を作ったりして
有意義に過ごして欲しいと思います。
元気な姿で新年の登校日に会いましょう!!
By Mac