2014.01.28
こんにちは、はねうまです。
昨日は、それぞれの学生が、配布された要旨集の内容を見て、卒業研究発表会で
どんな研究内容が発表されるのかを確認していました。
昨日の様子はこちらから↓
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/01/post-7819.html
そもそも卒業研究とは、卒業を間近にした2年生と4年生が、これまでに学んだ
技術や知識の集大成として行うものです。
学生たち各自で実験計画をたて、それぞれの担当の先生と相談をしながら進めて
いきます。
さて今日は、そんな卒業研究に関わってくる授業について少しだけ紹介します。
こちらの写真は、私が受けもつ「有機合成化学」の授業で使用している資料です。
この授業で、有機テクノロジー学科と医療からだ高度分析学科の学生は有機合成
(化学の力で身の回りの素材や物質をつくる技術)の基礎を学びます。
特に、有機テクノロジー学科の卒業研究ではとても大切な知識や技術になります。
左半分の資料は、「どの物質とどの物質を混ぜたら、どんな物質ができるのか」を
まとめたものです。
えぇ~?!とても難しそう...と感じられるかもしれませんが、大丈夫。
右半分の資料は、授業内容の各ポイントをまとめた「授業シート」というもので、
学生たちが理解度を確認しながら、手順を追ってしっかり学習することができる
ようにサポートしてくれます。
こちらの写真は、私の授業が終わった後の風景。
有機テクノロジー学科の学生たちがこれまでに授業で学んだことを確かめ合ったり、
卒業研究の内容を話し合ったりしていました。
「卒業研究で行ったこの実験では、授業で学んだこの化学反応が関係しているね。」
「この分析結果は、どうやってまとめて発表をしたらいいかな。」
等など、卒業研究のことで余念がありません。
学生たちは、卒業研究発表会に向けて、これまでに実験をたくさん行い、技術を
身につけてきましたが、授業でもしっかりと基礎力を身につけてきました。
2年間の積み重ねが、こんなに成長させたのですね。
さぁ、その卒業研究の成果が、2月8日(土)にドーンセンターで発表されます。
ご興味のある方は是非お越し下さい(※事前に参加申し込みが必要です)。
卒業研究発表会の詳細や参加申し込み方法はこちらから↓
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken.html
お昼休みにコミュニケーションルームに行ってみると、テニス部の学生たちが
ミーティングを行っていました。
こちらがその様子です。
どんなことを話し合っているのかを聞いてみたところ、今日は、1年間の反省と
2年生から1年生に引継ぎを行っているとのことでした。
本校のテニス部は、昨年、全国大会や秋季大会に出場し、大変活躍をしました。
その様子はこちらから↓
全国大会:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2013/10/post-7745.html
秋季大会:https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2013/11/post-7766.html
今回、この2つの大会で大活躍をしてくれた生命バイオ分析学科2年のTくんに
インタビューをしてみました。
Tくんは、
「練習回数も限られており、あっという間に2年が過ぎましたが、そんな中で
これだけの結果を出すことができたのは、先生方やチームみんなが協力して
くれたからです。
また、本校に入学する前からテニスは行っていましたが、その時は、途中で
止めようと思ったこともあります。
しかし、今日まで続けられたのは、家族の支えがあったからです。
身の回りにいる方々の協力や支えがあったからこそ、自分自身を成長させる
ことができました。
卒業した後もテニスは続けていきたいと思っています。
時間には限りがありますけど、1年生も向上心をもち、一歩一歩成長して
欲しいと思います。」
と語ってくれました。
Tくんにとって、本当に充実した2年間であったと思います。
継続するということはとても大変なことですが、それができたということは、
自分の自信になります。
2年生、4年生も卒業まであと少し!!
これからも、日々成長する心を忘れずに頑張ろう!!
by はねうま