日本分析化学専門学校

化学やバイオを身近に感じていただく取り組み

本校では、私たちが生活するうえで、化学やバイオの技術が必要不可欠であることを
広くご理解いただくための活動に、長年関わってきました。その一例として、本校で
実施する定期的な実験会の他に、高校・中学校からのニーズに合わせて、本校教員が
出張して、高校・中学校で実験を行う「出張実験会」を実施しています。

先日のブログで紹介がありましたが、今日は兵庫県立西宮北高校にすくろーす先生と
出張実験会に行ってきましたので、その様子を紹介します！



今回出張しました高校の先生からは、生徒たちに「化学やバイオが身近であることを
実験を通して感じさせ、興味を持たせたい」というニーズを伺っておりました。先日、
「色が変わる実験」を体験した生徒たちにとって、今日は２回目の実験となります。
今日の実験は『光る実験』を２テーマ。



１つ目は「ジュースからDNAを取り出そう！」。市販されている数種類のジュースから
グループでディスカッションしてDNAが多く取り出せそうなものを選びます。そして
ジュースの上にある液体を上手く加えていきます。



しばらく時間が経って･･･。生徒たちは、DNA観察に夢中です。



そして、ジュースから取り出したものが本当にDNAなのか、すくろーす先生が演示で
証明します。ある薬品を加え、紫外線を照射すると･･･。鮮やかな発光が！教室は驚きの
歓声に包まれていました。



２つ目は「君も科学捜査官～血痕検出～」。刑事物やサスペンス系のドラマ・映画などで
よく耳にするルミノール反応です。

ある液体にルミノールを加え、さらに別の液体を加えて仕込みは完了です。



実際の血液は使用できませんので、血液中の鉄成分と構造が似た物質を加えると･･･。



ここでも驚きの歓声！フラスコを振る手が止まりません。





アンケートの内容から、化学やバイオの身近さについて感じていただけたようです。
また、実験の楽しさから、身の回りの化学に興味を持っていただくことができたと
考えています。この兵庫県立西宮北高校での出張実験会は、２月４日まで続きます。
私、あずみも出張しますが、今日とは異なる生徒の皆さんにお会いするのが今から
楽しみです！

毎日新聞社 科学環境部 より取材！！

一方、学校では、毎日新聞社 科学環境部の記者が来校されました。
本校の卒業研究について興味をお持ちいただいたのをきっかけに、学校の設立から
教育活動についても質問があり、かりめろ校長先生が対応しました。



その後、卒業研究発表会の練習をしている学生にも取材がありました。こちらでも
パチリ、あちらでもパチリ。



今回の取材内容は、毎日新聞 ２月８日朝刊に掲載される予定です。今から楽しみです！

また、本校の卒業研究発表会は以下の日時・場所で実施されます。ご興味のある方は
お越しいただき、学生たちの研究成果を是非ご覧いただきたいと思います。
　　・日時：平成26年2月8日(土) 午前10時50分～午後4時
　　・場所：ドーンセンター（大阪市中央区大手前1丁目3番49号）

※卒業研究発表会の詳細や、参加申し込み方法はこちらをご覧下さい。

by あずみ