日本分析化学専門学校

本校では、毎週土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Ｗスクールの大学生などを対象に
今の仕事を続けながらスキルアップを目指したり、正社員就職を目指すために技術を修得
したり、今経営している会社の事業拡大のために資格を取得するために、１学年の定員
２０名の少人数制で「化学分析コース」というコースを開講しています。

このコースは、平日の学科同様２年間で専門士の称号を取得して卒業でき、国家資格に
ついても毒物劇物取扱責任者や化粧品製造業責任技術者、化粧品総括製造販売責任者
などが卒業することで取得できる特徴のあるコースとなっています。

２年間の集大成、卒業論文完成！

年度内の登校もあと３日を残すのみとなりました。化学分析コースの２年生達は、2/8の
卒業研究発表会が終わってから、卒業論文の仕上げに最後の力を注ぎ込んでいます。
11月に中間レポートという形で一度研究内容はまとめているものの、その段階から方向
転換したものなどを削除し、新しい知見を追加し、まとまりのある論文を作成しなくては
なりません。

普段は土日しか会うことのない学生達は平日もメールなどでやりとりをして、この１週間
最後の仕上げを行ってきました。土曜日も朝から指導教官の添削を受け、修正するという
作業を繰り返し、もう少しで提出できるレベルまで達成していました。

　

最後に全員の目で通読して見直しを行った段階で、ことばの揺らぎなど気になる点を徹底
的に直そうと決まり、今日を迎えました。今日はもう最終チェックを受けて提出するだけです。
指導教官の最終確認を受け確認印をもらい、事務室に提出に行きました。

　

事務室で論文の確認を受けている最中は、社会人経験者でもドキドキしています。

無事、事務室での受理も完了し、晴れて卒業論文提出完成となりました。
その瞬間は、全員、安堵と喜びの入り交じった表情をしていました。

提出が終わってから、学生達と話をしていると
Ｋ君「自分達が実験で出した結果を、分かりやすく伝えるために、どのように表現すれば
　　　よいか考えるところが一番苦労しました。」
Ｓ君「論文にまとめる内容は、先週の卒業研究発表会のパワーポイント作成のときまでに
　　　さんざん悩んで決まっていたので論文作成のときには悩むことはなかったですね。」
など、それぞれの感想を語ってくれました。

私も、今、みなさんの頑張った成果がこの論文に込められていることをひしひしと感じて
います。本当にお疲れ様でした。化学分析コース２年生の登校も次の土日を残すのみと
なりましたが、最後までがんばって下さいね！

ｂｙ　ドラ一郎