2014.02.21
1年生は、今日も国内研修旅行です。
この九州の旅は3日目を迎え、ついに最終日となりました。
福岡県、佐賀県、大分県を移動しながら、観光をしたり、企業を見学したりと、
日々思い出作りと共に、将来のことを考えるよい機会にもなっています。
2日目から3日目にかけて宿泊したホテルは、福岡県の日田市にあります。
ここは古くから「水郷」と呼ばれるほど水資源に恵まれた町で、それを裏付ける
かのように、ホテルの前には、筑後川上流の三隈川がゆったりと流れています。
3日目の朝を迎えて外を見ると、三隈川から立ち上がる朝霧で真っ白な世界に
なっていました。
ちなみに、前日夕方は、このような景色が見えていました。
落ち着いたとても良い場所で、癒されます。
その中、学生は3日目の行程に備え、しっかりと朝食を食べていました。
少し疲れも出てくるのではないかと心配もしていましたが、特に体調を崩す
学生もおらず、一安心でした。
腹ごしらえを終え、早速、最終日の行程に!
まずはホテルを後にして、大宰府天満宮に向かいました。
ここでは、天気も良かったため、全員の集合写真を撮りました。
写真を撮り終えた後は、お参りを済ませ、参道を散策したり、おみくじを
引いたりと、それぞれの時間を過ごしました。
↓大吉3人組です。
その後、少し場所を移動して、お昼ご飯です。
博多名物の明太子に舌鼓を打った後は、お土産を買っていました。
「親と親戚に!」と、たくさんのお土産を買っていました。
そして、この後、国内研修旅行で最後の企業見学先となる、
シャボン玉石けん株式会社へと向かいました。
到着すると、説明を頂く部屋へ案内頂き、それぞれに企業の資料とお土産の
入った封筒が用意されていました。
その資料をもとに、創業104年の歴史から、無添加石けんへのこだわり、
洗剤と石けんの違い、石けんの作り方などを丁寧に教えて頂きました。
また、無添加であることを実感するために、ある実験が行われました。
照明を消して、ブラックライトの光に切り替えると。。。
何と言うことでしょう!
何やら幻想的な光景が!
上の写真はその様子です。
学生たちの白いシャツや、頂いた資料が光っていたのです。
この光の正体は、それらに付着している蛍光増白剤というものです。
紙には製造過程で練りこまれており、また、シャツについても元々の材料には
含まれていなくても、それを含む洗剤で洗うことで、その成分が残留してこの
ような光を発するのだそうです。
学生からは、「こんなところにまで!」と、驚きの声が上がっていました。
その後、工場内も見学させて頂きました。各製造ラインや、しっかりと管理
されている倉庫を見たり、作りたての石けんの品質を確かめるために、口に含んで
石けんの状態を検査するところも少し体験させて頂きました。
これで国内研修旅行の全行程が終わり、一行は、一路大阪へ帰るため、
まずは小倉駅に向かいました。
小倉駅では、この3日間を振り返り、最後のあいさつを担任から行いました。
帰りの新幹線では、そろそろ疲れも出て来るのではないかと思っていましたが、
相変わらずの元気さで、最後まで友達と楽しんでいました。
そして、新大阪駅に着き、改札を出たところで長かった研修旅行も終了です。
今回の研修旅行を通して、たくさんの思い出ができ、いろいろな知識も身に
付いたと思います。そして、何より一緒に過ごした同じ目標を持ち、時には
同じ悩みや不安を持つクラスメイトと語り合い、親睦をさらに深め、より強い
絆ができたと思います。
学生に今回の感想を聞くと、
「企業も見学できて勉強にもなった。」
「楽しかった。友達や先生ともいっぱい話せて、いろんな意味で良かったです。」
と、話してくれました。
今回のこの経験を、既に始まっている就職活動や、学校生活に生かし、さらに
充実した日々を過ごしてもらいたいと思います。
なお、国内研修旅行を含め、本校の様子はリアルタイムに
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By ぽてと