2014.02.23
本校では、毎週土曜日・日曜日に社会人やフリーター、Wスクールの大学生などを対象に
今の仕事を続けながらスキルアップを目指したり、正社員就職を目指すために技術を修得
したり、今経営している会社の事業拡大のために資格を取得するために、1学年の定員
20名の少人数制で「化学分析コース」というコースを開講しています。
このコースは、平日の学科同様2年間の通学で「専門士の称号」を取得して卒業でき、
国家資格についても毒物劇物取扱責任者や化粧品製造業責任技術者、化粧品総括製造
販売責任者などが卒業することで取得できる特徴のあるコースとなっています。
さて、昨日のブログでもお伝えしていますが、今日が化学分析コースの授業最終日。
2年生にとっては最後の登校日です。早いもので、もう2年経ったんだなぁ、と思うと
様々なことが思い出されます。
まず2年前の4月、今の2年生達は京阪神地区在住の者以外にも新潟県や長野県といった
遠方の方が入学し、年齢も19歳から38歳までの幅広い年齢層の学生が入学してきました。
遠方から通う学生は、最初は2年間本当に続けられるだろうか、という不安を抱きながら
の入学であったと思いますし、比較的学校の近くに住む学生達も働きながら続けられる
だろうかと不安を持って入学したことでしょう。
しかし、入学後同じような目的を持ったクラスメイトと出会うことで、自分自身も元気
づけられ、学習意欲も向上していきました。そして徐々に実験にも慣れていき、1年生の
終わり頃には、かなりの実力が身につき、最初もっていた不安は解消されていました。
2年生になってからは、前期の初めから後期から始まる卒業研究の計画立案を始め、
7月からはほぼ毎週、土日には卒業研究に取り組んできました。
その苦労した卒業研究も2月8日に発表が終わり、16日には論文の提出も終わり、
今日を迎えました。
学生達に2年生になってからの1年間を振り返ってもらうと、
T君 「とにかく2年生の後半は、時が経つのが早かったように感じます。」
Mさん「たぶん卒業研究があったからだと思います。」
他にも同意見多数で、2年生での思い出はやはり卒業研究につきるようです。皆、
熱心に取り組んでいたこともあり、時間が経つのがあっという間だったようですね。
いつもなら月曜日からの仕事に備えて、授業が終わればさっと帰る学生達も
今日は教室の清掃をしながら退校時間ぎりぎりまで談話を楽しんでいるようでした。
隣の教室の1年生達も別れを惜しむように、先輩達に声をかけに来ています。
連絡先のやりとりなどもしているようですね。本校でできた絆は、卒業後も
大切にして下さいね。
さて、皆さん、この2年間、本当にお疲れ様でした。
また3月14日の卒業式で会えることを楽しみにしています!
by ドラ一郎