せんせのブログ

行き交う思い!!

2014.03.06

卒業式を来週に控え、1年生は2年生へ、
2年生は1年生へ、それぞれの思いを持って、
様々なことに取り組んでいる学生の姿が、
印象的な1日でした。

先輩への思い

写真は、1年 資源分析化学科のNさんです。
Nさんは、在校生を代表して卒業式で2・4年生に向けて、
送辞を送ります。
課外活動等で、様々な先輩と交流を持っていたため、
人一倍の思いが込められていました。
f:id:bunseki:20140307082628j:image

入学当初、先輩に対して憧れの気持ちや、自分が
1年後先輩のようになれるのか、不安を抱いていました。
しかし、1年を振り返れば、
「自信のないスタートだったけど、振り返ってみると
アッと言う間の1年で、自然に分析技術や知識が身に付いたことが
実感できました。次年度は私達が課外活動等で、
新入生に色々なことを教えてあげたいと思っています」と、
今の気持ちを率直に語ってくれました。

本校では、学年を超えて交流する機会が沢山あり、
そこで学ぶことも多く、先輩は後輩の憧れの存在になります。

下の写真は、これまでに後輩から先輩へ送られた送辞です。
ここには、先輩への思いが沢山込められています。
f:id:bunseki:20140307082626j:image

後輩への思い

環境委員会は、自主的に環境活動に取り組みたい
という思いを持つ学生が集まり、活動をしています。
その活動は、公園清掃や道頓堀川水質調査等様々です。

下の写真は、環境委員会の学生が集まり、顧問の
マカロン先生と打ち合わせをしている様子です。
f:id:bunseki:20140307082650j:image
 
写真右側の、2年 資源分析化学科のM君は、
2月12日(水)に行われた、
道頓堀川水質調査に関する反省事項をまとめていました。
2月12日(水)の道頓堀川水質調査の様子は、以下のURLをご覧ください。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/02/post-4498.html

もうすぐ卒業するにも関わらず、最後の最後まで
熱心に取り組んでいました。

「これまでに、10年間39回続いている水質調査を、
失敗することなく、絶やさず続けてほしい」
という後輩への思いからでした。

一方で、2年 資源分析化学科のO君(写真左)は、マカロン先生に
書類を提出し、話し合いをしていました。
f:id:bunseki:20140307082648j:image
環境委員会では、少しでも器具の破損を減らすことを目的に、
実験室のガラス器具の整理を行っています。
整理整頓がきちんと出来ていれば、
ガラス器具の破損を減らすことができるからです。
これも、立派な環境活動なのです。

下の写真は、彼らの力により整頓されたガラス器具です。
f:id:bunseki:20140307082717j:imagef:id:bunseki:20140307082714j:image

今年度から、本格的に取り組んだ活動であるため、
1年を振り返り、次年度に向けて活動のスケジュールを
見直していました。

マカロン先生が確認した後、1年生へと引き継がれていきます。
後輩のことを考え、最後の最後まで全力で取り組んでいました。
その思いは、きっと後輩へ引き継がれていくことと思います。

by せんぱい