2014.04.14
1年の生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の学生は、基礎化学実験
のガイダンスを受けました。
基礎化学実験のガイダンスでは、まず教室で実験を行う上での注意事項、
実験ノートの書き方、実験の進め方、レポートの書き方などを学びました。
続いて実験室に移動して電子天秤、実験器具、ガラス器具などの
名称や使い方の説明を受けました。
↑ 電子天秤をじっくりと見ています。
多くの学生は電子天秤を初めて見るとのことで、興味深く電子天秤の各部分の
名称や使い方をテキストと見比べながら確認していました。
天秤で重さをはかる『秤量(ひょうりょう)』という操作は、
分析化学の世界では一番大切といっても過言ではない操作の一つです。
正しく秤量しないと正確な分析値がでません。
同様に実験器具の取り扱いの基礎がしっかり出来ていないと正確な分析が出来ません。
以上のことから、1年生の初めての実験では、しっかり実験を行う上での心構えや
実験機器や器具を取り扱う上の注意点をガイダンスでじっくり学んでいきます。
実験テキストだけでなく、『分析化学のべからず171』という実験をする上での
基本的な事柄が書かれた教科書をチェックしながら学んでいきます。
(『分析化学のべからず171』の詳細はhttps://www.bunseki.ac.jp/book/をご覧ください。)
↑ 分析化学のべからず171
↑ 分析化学のべからず171を手にとって。
学生たちに実験ガイダンスの感想を聞いてみると、「実験が楽しみです。」、
「いろんな器具を使ってみたい。」、「しっかり基礎から学んでいきたいです。」
など、みんな楽しそうな様子でした。
将来、分析化学者として活躍したいという意気込みで入学した1年生は
基礎からしっかりと実験や授業を通して基礎から分析化学を学んでいきます。
今は分析化学者としては初心者ですが、卒業時には本当にびっくりするくらいに成長して
社会で活躍する分析化学者になります。
それぞれの夢に向かって一緒に頑張っていきましょう!!
By Mac