2014.05.08
今朝、私が出勤した時に、たまたま玄関ホールで学生に会いました。
いつものように大きな声で「おはようございます!」と挨拶があり、
その後、少々照れくさそうに「先生、僕内定したんです!」と嬉しい報告をしてくれました。
見事内定を獲得したのは、生命バイオ分析学科2年生のY君。
担任のぽてと先生を呼んで、記念に写真撮影をしました。
彼は、「地元の奈良県にある食品メーカーで分析業務がしたい!」という
明確な意志を持って入学してきました。
本校入学前は、もともと調理師の学校と迷っていたほど、
彼は食品には大変興味を持ってはいたのですが、化学をほとんど学んでいなかったため、
本校入学に対しては、本当に大丈夫なのか不安に思っていたようです。
本校では、内定をした学生にアンケートの協力依頼をしており、彼にも協力してもらいました。
折角なので、彼の直筆の回答内容をご覧ください。
上のアンケートをご覧いただいてお分かりの通り、
「化学を学んでいなくても全然問題なかったし、大学では学べない社会人にとって
必要なマナーなども学ぶことが出来て、本校に入学して良かった」と語っとてくれています。
私達教員は、こうした学生の夢を叶えられ、入学して良かったと思ってくれることが一番の幸せです。
これかも彼に続いて、たくさんの学生の夢を全力でサポートしたいなぁと改めて思いました。
今日は、バッテン先生が、出張で東京のとある会場に。
実は、『平成26年度(前期)技能検定実技試験水準調整会議』への出席が目的でした。
議題は、「化学分析実技試験3級」について。
ここで、「技能検定」についてご存じない方に簡単にご説明しておきましょう。
技能検定とは、
「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」
とされています。
実施試験の職種としては、造園、金属溶解、鉄道車両製造・整備、時計修理、染色、
酒造など数多くの職業があり、そのうちの一つに「化学分析」があるのです。
さらに詳しいことをお知りになりたい方はこちらのページをご確認ください。
⇒ http://www.javada.or.jp/jigyou/gino/giken.html#Anchor1
化学分析2級については、本来2年間の実務経験が必要ですが、
本校では在学中の2年間が実務経験と同等とみなされ、免除されるために、
卒業したその年に受験できるという、本校卒業生が優遇されている資格です。
また、本校はその検定試験の実技試験を大阪で唯一厚生労働大臣から指定されており、
今回の会議も大阪府の代表として、出席致しました。
※会議中の写真は撮影しないようにとの指示があったので、こんな形の写真ですいません。。。
これまでに1級約1850名、2級3850名が合格していますが、
今年度から3級が実施されることにより、今回の代表者会議の開催となったのです。
すでに、今年度の申し込みは終了しており、本校の在校生も受験予定です。
ぜひとも受験者全員に合格してほしいと思います。
byすくろーす