2014.06.19
生命バイオ分析学科2年のIさんと有機テクノロジー学科2年のOさんとが
金属の表面処理を行っている企業より内定を頂きました。ものづくりに関わる
仕事がしたいという気持ちで就職活動を頑張り、夢が叶いました。
来春より分析化学者として活躍します!!
↑ 生命バイオ分析学科2年のIさん、担任のぽてと先生と!
↑ 有機テクノロジー学科2年のOさん、担任のあおひげ先生と!
早速、内定を頂いた直後の心境を聞いてみると、Iさんは、
「まさか内定を頂けるとは、思ってもいなかったのでとても嬉しいです。」
「採用試験の面接では、いろいろ質問を受けましたが、できる限り自分の
気持ちを素直に話すようにしました。そのことが伝わって良かったです。」
と大変喜んだ様子でした。
また、
「これからはこれまで以上に授業で習ったことをしっかりと復習をして、
仕事で必要とされる知識を増やしておきたいと思います。」と話してくれました。
続いてOさんに聞いてみると、
「内定を頂き良かったです。卒業後の進路をどうしようか悩んだ時もあり
ましたが、就職活動を頑張って良かったです。いろんな先生からアドバイスを
頂いたので、とても感謝しています。」「先輩方の活躍に負けないように
残りの学校生活を頑張っていきたいです。」と話してくれました。
IさんとOさんが内定した企業では、資源分析化学科30期OBのN君
(先日も来校してくれました。) をはじめ、多くの本校卒業生が活躍しています。
先輩にとともに日本のものづくりを支える分析化学者として来週より活躍して欲しいと思います。
実験室では、生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の1年生が
定性分析実験を行っていました。実験中の学生たちはみな『実験ノート』
を手にして方法を確認しながら実験をしていました。
↑『実験ノート』を確認しながら実験をしています。
『実験ノート』とは、その日に行う実験を前もって予習し、まとめられた
ノートです。学生たちは、実験当日は自分の『実験ノート』を元に実験を
行います。
↑『実験ノート』
内容は人によってそれぞれですが『実験ノート』には実験のポイントや
注意点、実験結果を書くためのスペースが空いており、あとで見直しても
分かりやすいようになっています。
実験中の医療からだ高度分析学科1年のSくんが『実験ノート』について
感想を話してくれました。
「『実験ノート』を作るのは大変ですが、苦労した分実験方法が身について
いると感じます。事前に予習することで、注意すべき点はどこかが分かって
良いです。」とのことでした。
ただ実験をするだけでは、一人前の分析化学者にはなれません。実験操作を
間違いなく行うためには、実験前に実験内容を前もって理解しておくことが
必要です。そのためには『実験ノート』にまとめることが大切です。一人前の
分析化学者を目指し、一歩ずつ基礎をしっかり固めながら着実に進んで欲しい
ものです。
本校では、毎月写真のように校内にビジネス月間標語を掲げており、学生は
その標語を意識して学校生活を送っています。
6月の月間標語は、『正確性月間』です。『正確性』は分析化学者にとって
実験する上でとても大切なことです。
↑ 6月は『正確性月間』
上の写真の生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の1年生に『正確性』
について聞いてみると、以下のように意識しているようです。
「実験には『正確性』が大切と教わりました。例えば、きれいに清掃された
天秤で試料を秤量しなければ、誤差ができるので、『正確』な実験ができません。
なので天秤の使用前後には必ず清掃しています。『正確』な実験が出来る
分析のプロを目指して『正確性』をしっかりと身につけたいです。」と言って
いました。
本校の学生は一人前の分析化学者を目指してビジネス月間標語を意識しながら
行動しています。しっかりと身に付けていきましょう!!
By Mac