2014.06.24
梅雨の合間の晴天の中、
今日は本校のテニス部が大会に出場してきました。
本校は、テニス、サッカー、野球、バスケットボールの合計4つの
スポーツ系クラブがあります。
今日実施されたのは、
関西専門学校テニス連盟が主催する「関西専門学校 夏季テニス大会」で、
この大会に今日は
2年 生命バイオ分析学科のT君とH君が出場しました。
(試合前のT君(左)とH君(右))
今回は、2人1チームで戦うダブルスにチャレンジです!
予選リーグで奮戦する二人。
(ちょっと遠いのですが...、奮戦中!)
しかし、今日は残念ながら勝利することが出来ず、
予選敗退となりました。
全力を出し切ったT君とH君。
最後の試合については、接戦にもつれ込みましたが、
それでも勝利を掴むことが出来ませんでした。
悔しそうでしたが、試合後は笑顔です。
自分たちの力が相手に通用すると感じたことが、
彼らにとって収穫になったのだと思います。
また、他校の学生や先生方と、
テニスを通じて交流できるのがスポーツの良い所です。
予選試合終了後は、全ての選手が自らグラウンド整備に入ります。
自分たちだけではなく、
次にグラウンドを使用する選手のための行動、
まさにスポーツマンシップです。
今日のテニス部の大会は午前中に終了しましたので、
試合に出場した2名も、
午後はテニスウェアを白衣に着替えて、
実験に入りました。
今日はバイオテクノロジーを学ぶ彼らにとっては重要な、
大腸菌などの「植菌」の実験です。
(右にぽてと先生の後ろ姿が...、優しく見守りながら、
熱血指導中)
一つ一つ丁寧に指導するぽてと先生の言葉を真剣に聞き、
そしてシャーレに向かっていく学生たち。
こちらのH君は、
すでに医薬品業界の品質管理職に就職が内定しています。
(写真左がH君)
実験もテキパキと進めています。
「今日試合に出て、筋肉痛になりそうです...」と話していましたが、
その顔は笑顔でした。
体を目いっぱい使って、そして頭も使い、
今日は充実した1日となったようです。
そしてT君は、シャーレを実施に手に取って実験を行っていました。
初めての植菌作業に緊張気味でした。
T君はテニス部のキャプテン!
昨年から大会にも出場し、
今年は自らキャプテンに立候補しました。
部員の意見をしっかり聞いて、練習日程なども計画してくれています。
「大会は、予選の試合も目一杯戦えて、
最後は悔しかったけど、力は出し切って満足してます」と話すT君。
そんなT君が目指すのは医薬品や化粧品に関わるお仕事です。
元々化粧品の開発や製造に憧れを持って本校に入学したT君。
今日のようなバイオテクノロジーや、
分析化学をじっくり学ぶうちに、
医薬品などの私たちの生活や健康維持に密接したものにも
興味を持つようになったとのこと。
今日の実験も、そういった夢を叶えるために必要不可欠の技術です。
T君はテニス同様、
自分の夢に向かって授業・実験も全力投入中です。
テニス部などの課外活動の経験、
スポーツマンシップの精神は、
就職活動、そして就職後の現場においても必ず活かされます。
夢を叶えて、
コートで見えてくれたような笑顔を、
学校で再び見れる日が楽しみです!
by あおひげ