2014.07.10
今日も学生達は、実験や課外活動に全力で取り組んでいました。
そんな一日の様子をお伝えします。
今週の土曜日に開催する分化祭に向けて、
学生達は着々と準備をしていました。
分化祭の詳しい内容は、以下のURLからご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/07/post-7946.html
明日授業は行わず、学生が分化祭の準備を行います。
その準備をスムーズに行うため、
今日は事前に会場設営を行いました。
準備のための準備です!
余念がありません。
そして、会場設営終了後には、
各クラスで行う模擬店や企画の準備が行われました。
写真は、1年資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生が、
模擬店出店のために、準備をしていた様子です。
1年 有機テクノロジー学科のTさん(写真左から2番目)は、
分化祭実行委員の副委員長として、
クラスの中心となり、これまで準備を進めてきました。
そんなTさんに、分化祭本番に向けての意気込みや、
醍醐味を語ってもらいました。
『準備をする中で、大勢の学生をまとめ、
全員で進める事は難しく、悩む事もあったけど、
とても勉強になりました。
だからこそ、分化祭本番は皆が楽しいと思えるようにしたいです。
そして何よりも、私達の学校は、
日本で唯一、化学を学ぶ事ができる学校なので、
お越し頂いた方には、
実験を通して化学の楽しさを知ってもらいたいです。』と
意気込みを語ってくれました。
開催まで残り一日です。
皆で協力して、成功させてほしいと思います。
全力で取り組んでいるのは、
課外活動だけではありません。
以下の写真は、食品分析化学実験で、
お酢の分析をしていた2年 生命バイオ分析学科の
学生です。
1年次には、滴定(手分析)をしてお酢の中に含まれる
成分を分析していましたが、
今日は分析機器を用いて成分を調べていました。
Hさん(写真左)曰く、
「分析機器を使った実験を楽しみにしていたので、
実際に使用出来て嬉しかったです。
そして、食品分析化学実験では、
例えば赤ワインやかっぱえびせん等、
私たちが日頃飲んだり食べたりしている食品を
分析することができるので、とても楽しいです。」
と笑顔で話してくれました。
1年次には手分析(滴定操作)を、2年次には機器分析を学び、
どちらでも分析できる化学者に成長していました。
そして、後期からはこれらの分析技術を用いて応用力を
身に付けるため、卒業研究が始まります。
一歩ずつ確実に成長している学生の姿を
見ることができました。
by せんぱい