2014.08.19
今日は、次年度から本校に入学しようと考えておられる方で、
特に「2年以上の社会人経験のある方」にとっては、
嬉しいお知らせが届きましたので、
お伝えしたいと思います。
タイトルにもありますが、
昨日付けで、厚生労働大臣より、本校の平日コースの
2年制3学科(資源分析化学科、生命バイオ分析学科、有機テクノロジー学科)が、
「専門実践教育訓練講座」として指定を受けました。
↑本校に届いた厚生労働大臣からの通知書です。
これは何を意味するかと言うと、
来年4月に入学される方からが対象にはなりますが、
雇用保険の一般保険者として2年以上の期間があれば、
2年間の学費のうち最大96万円が、
教育訓練給付金として国から支給を受けることができるようになります。
つまり、これまでに2年以上の社会人の経験を持たれている方が、
本校に入学して、新たに、又は改めて、
化学や分析の知識や技術を身に付けて就職を
目指そうとされる場合、金銭面での負担が減ります。
さらに、失業状態であれば、教育訓練支援給付金も、
条件に応じて受給することも可能になりました。
この「教育訓練給付制度」は、働く人の能力開発、キャリアアップを
支援するため、厚生労働大臣が指定する教育訓練講座を受講し、
一定の要件を満たした方に対して、受講費用の一部を給付するものとして、
平成10年から設けられていました。
これが、平成26年10月から制度を拡充し、
今回の本校の指定に繋がりました。
厚生労働省のホームページでも、説明されていますので、
詳しくお知りになりたい方は、こちらをご覧ください。
このような指定を受けられるのは、
全国にある約2800校もの専門学校の中でも、
「職業実践専門課程」を設置している本校を含む
472校が対象になります。
さらにその中でも、今回の指定を受けたのは、
現時点で本校の3つの講座を含め、78講座だけです。
ここで、職業実践専門課程について、少し説明をすると、
これも今年度から本校に新たに認定を受けた課程です。
文部科学省が打ち出している定義は、
「専修学校の専門課程において企業との密接な連携により最新の実務の知識を
身に付けられるような、より実践的な教育の質の確保に組織的に取り組む専門課程」
です。
つまり、企業と連携を図りながら、授業科目を編成し、
実際に企業と連携をして演習や実習などを実施している課程、
言わば、社会で役立つ知識や技術を学び、身に付けられる学校であると、
文部科学大臣から認定を頂いているとも言えます。
詳しくは、過去のブログでご紹介していますので、
以下のURLからご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2014/03/post-7863.html
このように、本校がこれまで行ってきた
社会で役立つ知識や技術を教えるということが認められ、
本校に入学する学生に対しても、国から給付金を頂けるようになったことは、
本当に嬉しいことです。
本校に入学する学生の内、
半数以上は高校を卒業してすぐに本校へ来ていますが、
逆に4割程度の学生は、高校を卒業して何らかの経験を経て
本校に入学しています。
今回のこの制度を次年度から利用できるようになることで、
新たに夢や目的を持って入学してくる学生が増えるならば、
その期待に応えられる教育を提供できるように、
我々、教職員もさらに気を引き締めて臨むと共に、
そして、1人でも多くの夢を実現できるようにサポート
していきたいと思いました。
By ぽてと