2014.09.19
こんにちは!ミジンコです。
2年生後期から始まる卒業研究について、今日は資源分析化学科と有機
テクノロジー学科の学生を対象にガイダンスが行われました☆
卒業研究は、数名の班単位で、独自に研究テーマを設定して取り組みます。
これまで、本ブログでも度々ミーティングの様子をお届けしてきましたが、
その研究方法やまとめ方については、その分野の専門知識を持つ担当教員と
一緒に考えながら作り上げていきます。
前期や夏休みを利用して準備を進めてきた卒業研究ですが、後期に入り、
いよいよ実験室での「研究」が始まります!
しかし、すぐに実験を始めるわけではなく、実験室の使い方や研究の進め方に
ついてガイダンスを行いました。ガイダンスを聞く学生の目は真剣そのもの!
それもそのはず、卒業研究はこれまで学習してきた内容の集大成とも言える
からです。
本校では、1年生の間は全学科で化学の基礎力を身につけるためのカリキュラム
を設定しています。そして、2年生になると学科固有の専門分野の学習が始まり
ます。基礎力と専門知識を身につけたからこそ、研究テーマや研究方法などを
学生自ら考え、提案できるようになるのです。
資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生にとっては、今日が卒業研究の
「初日」。ガイダンス終了後は、各班が思い思いに作業を始めていました。
上の写真は、コミュニケーションルームに設置しているパソコンで、既に発表
されている論文から実験方法について調べている学生たちです。こうして、
事前にどのような研究がされているのか、どのような実験方法があるのかを
調べることはとても大切です。また、コミュニケーションルームには書籍や辞典
も多数所蔵しているので、専門書も使いながら準備を進めていました。
実験室でさっそく準備を始める班もありました。上の写真は、卒業研究で使う
試薬を確認しているところです。どのような試薬を、どれだけ使うのかも予め
調べた上で、卒業研究に臨みます。やっぱり、実験室に入るとみんな楽しそう!
自然と笑顔があふれていました。
あおひげ先生の班では、卒業研究で扱う実験装置について、早速レクチャー
を受けていました(上の写真)。これまで授業で使ったことのある実験装置
ですが、今後は学生自身で使いこなしていく必要があります。使用方法について
あおひげ先生に次々に質問をしていました。
実験装置についてレクチャーを受けている学生たちがここにも。上の写真は、
初めて使用する実験装置を興味津々に覗き込む学生たち。使用方法を教えて
もらった後、さっそく試験運転!事前に立てた計画どおり研究を進められる
よう、これで準備万端です☆
いよいよ、卒業まで残り半年ばかり!あっと言う間の2年間ではありますが、
その集大成として、全力で卒業研究に取り組んで欲しいと思います。
by ミジンコ