2014.09.22
2年 有機テクノロジー学科のF君が、
分析を行う一般財団法人に内定しました。
写真中央がF君です。
内定した一般財団法人では、
飛行機や車のシート、織物、輸入品の繊維などの
耐久性を分析しています。
海外進出もしているため、
ゆくゆくは、ヨーロッパへ行く可能性もあるのです。
F君は、高校卒業後、
大学への進学か、本校へ入学するか迷った末、
技術を身に付け、2年間で社会に出ることができる
本校を選択しました。
とにかく、早く技術を身に付けたかったとのことでした。
そんな入学前の思いは、本日達成されました。
「働き始めたら、早く仕事を覚えて、
何でもできる人材になって、
会社だけでなく社会貢献がしたいです。」
と、意気込みを語ってくれました。
9月19日(金)のブログで、ミジンコ先生から紹介がありましたが、
後期に入り卒業研究が始まりました。
その日の様子は、こちらのブログをご覧下さい。
今日からいよいよ、実験室で実際に実験がスタートしました。
これまでの準備を怠ることなく、着々と進めていたので、
学生達は、スムーズに実験を行っていました。
写真は、2年 有機テクノロジー学科の
学生が実験を進めている様子です。
写真左:H君
テーマは、天然由来のプラスチックの開発です。
プラスチックは、通常石油から作り出されます。
しかし、石油資源には限りがあり、いつか無くなってしまいます。
そこで、枯渇問題を解決できる
天然由来のプラスチックを作り出すことを、
研究テーマにしました。
例えば、オレンジなどに含まれる成分から、
プラスチックを作ることができれば、
オレンジがあれば、プラスチックは無くなりません。
そんな研究を本日より開始しました。
「高校時代からモノ作りに興味があって、
なかでもプラスチックには、無限の可能性を感じます。
0から新たなモノを作り出し、誰かの役に立ち、喜んでもらいたいです。
将来は、もっともっと便利なプラスチックを研究開発したいと思っています。」
と、H君が将来の夢を語ってくれました。
写真は、Yさんです。
「何でも言い合える卒業研究チームなので、
最後まで諦めず、協力してやり遂げたいです。」
と、卒業研究に対する意気込みを語ってくれました。
卒業研究を通して、一歩夢に近づき、
そして就職という大きな目的を達成し、
夢を追い続けていきます。
本校の卒業生の誰かが、世間を「アッ」と驚かせるモノを
開発する日がいつかくるのではないかと、期待が高まった一日でした。
byせんぱい