2014.11.11
こんにちは!ましおかです。
何度もブログで取り上げていますが、
本校の卒業研究は、各テーマの実験を数人のグループで、取り組んでいます。
医療からだ高度分析学科の4年生は週4日間、
資源分析化学科、生命バイオ分析学科と有機テクノロジー学科の2年生は
週2日間のペースで行います。
学生たちは限られた時間の中で、可能な限り効率よく行えるように計画して、
役割分担をしながら実験を進めています。
最終的には、2月に実施する卒業研究発表会が集大成の場となるわけですが、
先日もブログで取り上げたように、その研究の中間地点として今までの研究結果を一旦まとめて、
各教員や他の学生に発表し、今後の方針を確認する中間発表会を毎年実施しています。
当然、その発表の経験は、卒業研究発表会の本番に向けての練習にもなります。
(昨年度行われた卒業発表会の様子はこちら)
本日は、医療からだ高度分析学科の4年生と生命バイオ分析学科2年生の
卒業研究の日でしたが、教室や資料室では、多くの班がその準備をしていました。
通常の実験と同時並行で、発表に使用するスライドなどを作成したり、
すでに発表練習をしている班もありました。
「発表が上手くできるかどうか、今から緊張します。」
「だいたいストーリーは出来ました。多くの意見をいただくためにも早く発表したいです。」
など、班によって、学生によって、意見は様々でした。
中間発表会は数回にわたって実施しますが、
本日は第1回目の中間発表会のための
「要旨」提出日でした。
要旨というのは、「なぜ」この研究テーマに取り組もうとしたのか、
どのような「方法」で行って、どんな「結果」が出たのか、
そこから何を「考え」て、今後の「予定」はどうするのかを、
1枚の紙にまとめたものです。
これを見ることで発表を聴く人が、研究内容が分かるものなのです。
しかし、分かりやすい要旨を作成するためには、
まず自分たちが研究のことを一生懸命理解しなくてはいけません。
もちろん、それは、一人ではなくグループで助け合いながら理解していくのです。
医療からだ高度分析学科の4年生と
生命バイオ分析学科のぽてと先生の班が要旨を提出のために、
窓口で確認をしてもらっています。
2班とも無事に提出できたようです。。
ぽてと先生は安堵の表情ですw
中間発表会では、他の先生や学生たちが、この要旨を読みながら発表を聴き、
研究内容についての質問や提案したいことを発表者とディスカッションしていくのです。
「後期から始めた卒業研究ですが、こういった要旨の形になると、研究をやってきたんだなと
嬉しくなります。いろいろなアドバイスをもらうためにも今から、発表練習をしっかりとやります!」
と意気込みを語ってくれました。
これまでに行ってきた実験の結果とこれからやらなければならないことを
しっかりとまとめて、素晴らしい発表ができるようにしましょう。
この準備期間も、そして当日の発表も必ず君たちの力になります。
by ましおか