2014.12.02
今日、食品添加物・食品原料などの製造や販売を行っている企業を
受験していた学生2名が品質保証職で内定したと連絡がありました。
この企業で扱っている食品添加物は、みなさんもご存知の炭酸グレープジュースの紫色の色素や
プリンを固めるためのゲル化剤、食品用香料などです。
↑その企業に内定した2名の写真です。おめでとう!
有機テクノロジー学科2年生のSさんは、
「もともと香りが好きで、香りに関する仕事に就きたいと思って、本校へ入学した」
と言っていました。
夢が叶い良かったですね!
また、生命バイオ分析学科2年生のYさんは、
鹿児島県の高校1年生の頃から本校に入学することを 考えていたそうで、
「高校では実験ができなかったので、本校の実験中心のカリキュラムがとても魅力的でした!
また、私の興味のあった食品分析が学べることも本校に入学することを決めた理由です。」
と言っていました。
内定企業に入社したいと熱望した理由は、2名とも同じで
「本校で学んだ機器を使って香料や食品添加物の分析を行える」
という点だったようです。
また、2名に共通するコメントは、
「本校の良いところは、先生と学生との距離が近いので、授業、実験だけではなく、
就職活動やその他の色々な相談に乗ってくれるところ」
と言ってくれました。
本校ではレポートの書き方や試験勉強の仕方はもちろん、就職や大学編入学に関する質問や相談、
についても我々教員が質問に乗ったりしています。
入社してからも企業で活躍してくださいね!
本校では、昼休みに教員に質問ができる機会を設けています。
その昼休み質問コーナーをのぞくと1年生の学生が教員に相談していました。
Mac先生と話をしている生命バイオ分析学科1年生のWさん2名(2人とも頭文字がWです)は、
医薬品の品質管理に興味を持っており、
本校に入校する前に医薬品企業で品質管理業務に就いていたMac先生に
どのような業務を行っていたのかについて質問していました。
また、こちらは担任のせんぱい先生に相談している有機テクノロジー学科1年のKくんです。
化学を生かせる仕事は、実は皆さんが想像しているよりもはるかに多く、自分がどんな分野の業種で
どんな仕事をしていけばよいかということについて、これから就職活動をしていくにあたり、
改めて相談をしていました。
大学で先生とここまで近い距離で話ができるのは、
4年生になって研究室に入ってからくらいしかできませんが、
本校では入学してすぐに側には先生がいて、学生達はいつも相談することができます。
生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の1年生は、今日、機器分析化学実験を行いました。
私の担当はガスクロマトグラフで、この機器は香料や化粧品などの原料の分析を行うことができます。
初めは、恐る恐る分析機器に触っていた学生たちですが、時間が経つにつれ、機器の操作方法にも
慣れてきて最後には全員が機器の操作を修得することができました。
本校では、実験を行いながら、その知識を学んでいきます。
こういったところも大学とは違うところです。
大学では大人数で実験を行うため、実験をするのは代表の一部だけで、
全員が分析機器に触れることはできません。
自分たちの夢をかなえた先輩たちに続け!とばかりに、分析の知識を身に付ける途中の1年生たちでした。
また、実験終了後は2年生の先輩が率先して実験室の掃除を行い、
それに続く1年生たちの姿が見られました。
by バッテン