2014.12.03
4年制学科である医療からだ高度分析学科の学生は、在学中にインターンシップ
を経験します。
インターンシップとは、学生が数週間程度企業で仕事をさせて頂き、
職場の雰囲気を感じながら、社会人として技術面や人間面において必要なこと
を学び、社会人になるまでの取り組むべき課題を見つけることのできるものです。
これまで医療からだ高度分析学科の学生が訪問させて頂いた
インターンシップ先としては、
マッサージや石鹸のオイルを扱っている企業、
バイオメディカル分野の研究を主に行っている企業、
化粧品や医薬部外品などのOEM製造をしている企業、
化粧品や医薬品の安全性評価を行う企業など
様々な企業があります。
現在、医療からだ高度分析学科の3年生1名がインターンシップに参加中で
あり、下の写真の医療からだ高度分析学科3年生のKさんも近々化粧品や
医薬品の安全性評価を行う企業でのインターンシップに参加の予定です。
↑ Kさん(左側の学生)
Kさんは、
「これまで、インターンシップの報告会で先輩たちが経験したことを聞き、
インターンシップでの体験は貴重だと感じています。私もインターンシップに
参加させて頂く上で学んだことを吸収して、自分を成長させたいと思います。
将来、医薬品や臨床検査の仕事に就きたいので、今回のインターンシップが
とても楽しみです。頑張りたいと思います。」
と話していました。
さらに、
「社会人にとって、報・連・相(ほう・れん・そう:報告・連絡・相談)が
大切なこと、仕事は自分が求められていることを考え自ら動くことが重要で
あると先生から指導を受けているので、インターンシップではしっかり実行
したいと思います。」
と意気込みを語ってくれました。
これまでインターンシップに参加した全員が、働く現場で仕事を体験することで、
非常に多くの事が学べた事に満足しており、今後の就職活動に活かせると感じています。
Kさんもインターンシップを経験することで、社会人になるために必要なもの
を身につけ、成長して欲しいと思います。
教務室の一角では、先生が集まって会議中。
私も含めて主に生命バイオ分析学科、医療からだ高度分析学科を担当する
先生が集まって次年度のカリキュラムについて議論を行っていました。
本校のカリキュラムは、学生が企業の現場での即戦力になるように企業や
分析化学業界のニーズに合わせたものになっていますが、カリキュラムの内容が
企業にとって必要なことかどうか『教育課程委員会』
(教育課程委員会についてはこちら)にて、
企業代表の方々にご意見を頂く機会を設けています。
頂いたご意見をもとに、毎年カリキュラムを精査し必要であれば新しい授業
の追加や授業内容の変更なども考えています。
今日の次年度カリキュラム検討の会議はキックオフでした。今後もしっかりと
議論を継続してカリキュラムを良いものにしていきたいと思います。
By Mac