せんせのブログ

バイオ技術者認定試験が行われました。

2014.12.21

授業が資格取得につながっています。

今日は第23回中級バイオ技術者認定試験・第20回上級バイオ技術者認定試験が行われました。
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バイオ技術者認定試験は日本バイオ技術教育学会が実施する認定試験で、
中級は「遺伝子組換え技術や細胞融合技術、生物などの利用技術やこれらを行うための安全衛生に関する知識を持ち、
適切な指導者のもとで実際にバイオテクノロジーに適応しうる資質」、
上級は「生物利用技術を中心にさまざまな技術と知識を持ち、指導的立場で実際にバイオテクノロジーに応用しうる
資質を高めた高度な技術者」を認定します。

そして、試験では、「バイオテクノロジー総論」「生化学」「微生物学」
「分子生物学」「遺伝子工学」の5科目を午前と午後に分けて受験します。

科目名だけを聞くと、「難しそう!」と、感じられるかもしれません。
しかしながら、本校の学生はこれを受験できるだけの準備を普段からしています。

特に、この資格試験を受ける学生の多くは、2年制の生命バイオ分析学科や
4年制の医療からだ高度分析学科の学生です。
これらの学科では、普段受講している授業の科目に、この資格試験対策にもなる
関連科目があります。つまり、普段の授業を受けていれば、自然と試験対策も
できるようになっているのです。
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↑試験が始まる前の教室の様子です。
試験は、本校で実施されたため普段使用している教室で受験できます。
そのため、少しは気分を楽にして受験することができるものの、
さすがに試験前はみんな緊張した様子で最後の確認をしていました。
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また、試験前の様子を見てみると、まとめられたノートやプリントを見ながら復習していました。
このプリントやノートは、普段の授業のものだけではなく、「資格取得対策講座」という
授業とは別の時間に実施している講座で配布されたものも含まれています。

午前中に1時間30分、午後にも1時間30分に分かれて受験した学生達は、
少し疲れた様子も見せていましたが、みんな、やり切ったという様子でそれぞれ帰って行きました。
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上の写真は、生命バイオ分析学科2年生の3名です。
試験終了後の感想を聞くと、
「授業や資格取得対策講座で学んだ内容がたくさん出ていました。」
と普段の授業や資格取得対策講座が活かされていることをコメントしていました。

また、バイオ関連の企業に内定しているNさんは、
「やるだけはやりました。」
「あとは結果を待つだけです。」
と言っていました。

今日の結果は、来年2月下旬に発表されます。
受験したみんなの努力が報われることを祈っています。

by バッテン