2015.01.09
こんにちは!ましおかです。
本日は、卒業生が遊びに来てくれました。
31期生のSさんです。私のクラスでした。
現在は、金属表面処理や洗浄剤などを扱う企業で、研究開発職として活躍しています。
「入学当時、漠然と食品関係の仕事に就きたいと思っていましたが、
本校で化学の知識と実験技術を身に付けるうちに、
その学んだ分析技術を活かしたい!と思うようになりました。
化学が得意ではなかった私が、そんな希望の研究開発職として働けているのは、
本当に先生達のおかげです!」
と、話す内容もさることながら、
相手を見据えてはっきりとした口調で話す姿に、とても成長を感じました。
今も頑張って日々成長しているんだなあと元担任として、とても嬉しく思いました(涙)。
確かに本人が言うように彼女は、化学があまり得意ではありませんでした。
しかし、実験が大好きで、何事もまずはやってみようというチャレンジ精神がありました。
その最初のきっかけが、31期生入学式の新入生代表の挨拶でした。
その時の模様はこちら
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2012/04/post-6820.html
https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2012/04/post-6826.html
当時のことを本人は、
「高校生の時、あまり積極的ではなかった自分が、挨拶をすることになって、
自分の知らない自分に会えました。
そして色んな事に取り組んでいこうと思いました。」
と言っていました。
Sさんはこの後、
現在、4年制医療からだ高度分析学科の3年生に在学中の同級生とご飯に行くそうです。
「本校に入学したおかげで、大切な友人達とも出会いました。私の財産です♪」
と言っていました。
その同じ会社に、内定をいただいているのが、生命バイオ分析学科2年のHさんです。
会社でも先輩となる卒業生Sさんとのご対面!
「学校で学んだ基礎的な実験操作は生かせているから、大丈夫!」
と早速後輩にアドバイスしていました。
Hさんは、
「先輩に会えて、実際にどのような仕事をするのか、
何を準備しておけば良いのかが分かって良かったです。」
と言っていました。
Sさんは、
「学校の後輩が、会社の仲間になるのは、心強いです。早く一緒に働きたい。」
と、とても喜んでいました。
連日、このブログでもお伝えしていますが、本日が卒業研究の要旨の締め切り日でした。
自分たちの研究の成果を限られたスペースで、それだけ分かりやすく確実に伝えるかを、
それぞれの班が考えて、考えて、一生懸命作成していました。
それだけに、無事提出できた学生たちの顔は、自然と笑顔が見られました。
昨日のブログで提出直前に修正箇所が見つかり、提出できなかった有機テクノロジー学科の班も、無事提出で、この笑顔。。。
そして早くも、今後のことについて、担当のバッテン先生と打ち合わせをしていました。
そうです。
要旨の提出は終わりましたが、発表会本番はこれからです。
自分たちの研究成果をしっかりと発表できるよう残りの期間も頑張りましょう。
本日来校してくれた卒業生のSさんの僅か一年での成長はすごいと感じました。
ということは、
今頑張っている在校生もそれだけの成長の可能性を秘めているということになります。
その可能性をより大きくするのが我々の仕事です。
卒業生の姿を見て、改めて思いました。
一生懸命、応援し続けます。
by ましおか