2015.02.12
図書委員会の学生が、
2年生から1年生に引き継ぎを行っていました。
と、ここで登場するのが、
先程も登場した有機テクノロジー学科のHくんです。
実は、Hくん、図書委員会の委員長でもあるのです。
写真の左端が私で、順に2年生のHくん、
1年生のAくんとHくんです。
委員長のHくんは、1年生の頃から図書委員としても
積極的に活動してきました。
特に、図書やパソコンを設置しているコミュニケーションルームを
気持ちよく学生に使ってもらいたいと、図書の整理や管理、
パソコンの管理を他の委員の学生と共に、コツコツと行っていました。
その委員長の大役も終え、次の年度に向けて、
データの引き継ぎなどを行っており、
その報告に私、ぽてとのところに来ていました。
引き継ぎを受けて、一緒に来た1年生のAくんとHくんは、
次年度も図書委員として活動したいという気持ちを持っており、
さらにAくんは、次期委員長としても頑張りたいと、
今から気合十分な様子でした。
そのような後輩に引き継ぎをしている2年生のHくんも、
無事に終えられたことに達成感を感じている様子でした。
また、自分と同じような熱い想いを持って取り組んでくれる後輩に
引き継げたことで、喜んでいる様にも感じました。
今日は、もう1つの課外活動でもある環境委員会の行っている、
道頓堀川水質調査のサンプリング日でした。
こちらは、サンプリングをしている様子です。
この環境委員会について、簡単に説明をすると、
活動内容としては、学校前の公園清掃のボランティア活動や
環境関連施設見学の企画・運営、空き缶のプルタブや
ペットボトルの蓋の回収など、
いろいろ行っています。
その中でも、代表する活動として、
この『道頓堀川水質調査』があります。
具体的には、年4回、大阪の中心を流れる道頓堀川の
3地点から川の水を採取し、
学生達が分析を行っています。
道頓堀川と言えば、ご存知の方も多いと思いますが、
阪神タイガースが優勝したときなどには、
飛び込むファンがいることでも有名となっている川で、
最近では、道頓堀川にプールを設置しようと
されていることでも取り上げられる機会が増えています。
この水質調査は、10年間続けて行っており、
その分析結果は、すべてこちらの本校の
ホームページで紹介しています。
https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html
そのため、外部の方からも大変注目を頂いており、
各メディアからの問合せも度々頂きます。
一昨日のブログでも紹介しましたが、
昨日は関東地方のニュース番組でも
取り上げて頂いたようです。
その他にも、今年度は、「YAHOO!ニュース」などにも
取り上げられ、注目度の高い水質調査でもあります。
実際の記事は、こちらからご覧下さい。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00000015-wordleaf-soci&p=2
そして、今回は、今年度最後の4回目の水質調査です。
つまり、卒業を控えた学生にとっては、最後となる水質調査で、
1年生にとっては、
先輩から引き継げる最後のチャンスの水質調査でもあります。
そのため、今日は1年生が主となって実験を進め、
2年生は、最後のチェックと言わんばかりに、見守りながらも
時には指示を出しながら一緒に分析をしていました。
こちらは、それぞれの実験をしている様子です。
写真中央で最初の指示をしているのは、2年生です。
下の写真では、1年生だけで実験をしています。
この写真に写っている生命バイオ分析学科1年生の
Nくんは、何度も実験をしているので、
機器の扱い方を他の1年生に教えています。
こうして、本日の実験は終了しました。
明日以降も、この結果を確認するため、水質調査は
もう少し続きます。
しかし、今日がそれぞれの分析を行うメインの日でもあったので、
分析項目ごとにいる1年生のリーダーが、終わってから集まって
反省会をしていました。
1年生は、
「もっと、動けるかと思っていましたが、
先輩に助けてもらう場面も多く、
まだまだ未熟だなと感じました。
でも、次からは先輩もいなくなり、
次の新入生に実験を教える立場にもなるので、
今日はしっかりと反省をして、
次に生かしたいと思います。」
と、話していました。
このように、毎年ですが、環境委員会でも、
先輩から後輩へ引き継ぎが行われています。
来年度になれば、今の1年生は、伝える立場としていろいろと
考えていくことになりますが、これも良い経験となり、
社会人となる時にも活かされると思います。
そして、この上下の繋がりも大切にして、
これまでの先輩の想いも引き継ぎ、
正確なデータを出していってもらいたいと思います。
教員としても、今後も奮闘する学生を見守りながら、
一緒に進めていきたいと思います。
By ぽてと