2015.02.18
今日から、1年生の国内研修旅行が始まりました。
その名の通り、化学に関連する企業を見学する「研修」と、
観光地を巡る「旅行」の両方の要素を詰め込んだ行事です。
行き先は九州の大分県、佐賀県、福岡県です。
では、その1日目の様子を紹介します。
新大阪駅に集合し、すくろーす先生から、
就職活動に関するアドバイスと
研修旅行中の安全を願うお話をしていただき、
一日が始まりました。
新幹線で博多駅まで向かいます。
学生達は、元気いっぱいで
これから先の期待感にワクワクの様子。
博多へ着いたら、まずは昼食です。
博多と言えば、豚骨ラーメン!そして明太子!
今回は釜めしも一緒に
美味しくいただきました。
昼食を終え、大塚製薬の工場見学です。
有名な商品は、ポカリスエットやカロリーメイト、
ファイブミニのど、医薬品や私たちの暮らしに密接な
関係を持つ商品を数多く研究開発されている企業です。
会社全体の説明を伺った後、
ポカリスエットの製造ラインを見学させていただきました。
製造ラインは、写真撮影が禁止されていましたので、
写真で紹介できないのが残念です。
ポカリスエットの誕生は、手術中の医師が
汗をかいた時に、水分補給ができず
やむを得ず点滴用の薬剤を飲んだことが
きっかけで、「飲める点滴」を目標に、
研究開発されたとのことでした。
知られざる研究開発秘話に、学生達は
驚きとともに深く納得している様子でした。
そして、次は研究開発施設の見学です。
ここでは、大塚製薬にしかできない、
オンリーワンの販売戦略を考慮した研究内容など、
他者の競合商品との違いを深く知ることができました。
ポカリスエットが、脱水状態を防止するために優れた飲み物であることを、
研究の分析データによって裏付けされていることを知り、
改めて納得させられました。
安心して安全な飲み物や食べ物を提供する背景には、
研究と様々な分析をすることが必要不可欠であり
重要であることを再認識しました。
続いて、吉野ヶ里遺跡です。
こちらは国の特別史跡に指定された文化財です。
700年間続いた弥生時代の集落の遺跡が復元されていました。
当時の衣装や、道具のレプリカが展示されており、
テンションが上がった学生の中には、
その時代の人になりきってしまった学生もいましたw
そして見学の後は、ホテルにチェックインして
楽しみな夕食の時間です。
見学と観光を終え、充実した時間を過ごした学生達は、
一日がとても満足している様子でした。
食事中は、友人や教員と交流を深め、
こちらも大切な時間となりました。
明日も、この研修旅行は続きます。
少し、雨模様の天気が心配されますが、
元気な学生たちの表情をお届けしたいと思います。
その様子は、また明日のブログをご覧ください。
byせんぱい